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Channel: お座敷都市開発
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別府鉄道 DB201+ハフ7(6幅Ver.)

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DB201とハフ7は、国鉄の昭和59年(1984年)2月1日ダイヤ改正に行われた集配貨物列車の大幅な削減の煽りを受けて廃止に追い込まれてしまった播州地方の小さな鉄道、別府鉄道で活躍していた車輌です。

梅田やJAMでの京阪神間ライバルネタ→新快速117系→山陽本線→土山駅(別府鉄道、土山線の国鉄連絡駅)…といった繋がりです。とても個人的な思い入れのある昭和の風景なのですけれども…。



もう少し前なら、「新快速に乗って土山駅を通過する時に、時々マッチ箱のような客車が止まっているのを目にした記憶がある方もおられるでしょう…」的な書き出しが出来たのでしょうけど、既に廃止から30年も経過しているので、それすらも無理がありますね。

つい先日のような気がするくらい記憶は鮮明なのですが、検索した画像や動画のクオリティーを見ると、大昔感満々ですね。

あの、2軸車特有の「ガツン!ガツン!…」と尻の割れ目を直撃するような(笑)ジョイントの衝撃が、今でも忘れられません。



この2輛、レゴ復帰してすぐの頃に、少ない手持ちパーツをやり繰りして8幅で作った事があり、いつかは6幅化出来れば…と思いながら10年の月日が流れてしまいました…もう、なんか、最小単位が10年とか大味な時間解像度がイヤになりますね。



ディスプレイモデルと割り切って、フレームのようなものも再現してみたり。2軸車は、ボギー台車のクリアランスとか考えなくてもいいので、ハイレゾモデル向きかも知れませんね。

土山駅を再現して117系と並べると、当時の記憶がもっと蘇って来るでしょうか。

何とも古いネタ…と思われるかも知れませんが、当時でさえも、時空が捻れてしまったのではないのか?…と思うくらい、時代錯誤な風景だと感じていましたからね。



分解図…例によって、縦やら横やらのトンチキな組み方なので、動力装置が入る隙はあまり無い感じです。ハフ7の客室窓は、箱根組の応用です。横桟を省略して素直に1×2×2の窓を並べると、PF機器が余裕で入るんですけどね。

最中よろしく左右から挟み込む式キャビンとか、BD201の方がテクニカルな組み方です。こちらはPFでの動力化は絶対に出来ませんね。赤いナンバープレートの高さを実車同様4面同じにする為に、かなり頭を捻らせています。

来年のJAMに持って行くとか、そういう事は考えていませんが、最近ちょっと流行っている小型モデルの動力化にはそそられますね。レイアウトの隅にポツンと置いておくのも情緒があっていいものですが、本当に走行が出来ないモデルなのか…と問われると、まぁ、案が無いわけではないのですが…と、意味深な事を書いてみたり。

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