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Channel: お座敷都市開発
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振子車輌の進捗状況…

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今まで振子車輌について検討してきましたが、あれ?…前回からの流れが全然反映されていないじゃないですか〜!(笑)

ミイラ取りがミイラ…いや、ちょっと違う。色々寄り道して試作やテストばかりしていたらネタ自体が試験車になってしまった…というお話。

まぁ、隠していた訳ではありませんが、既に一部の方にはネタがバレかかっているので、イメージ画像を上げておきますね。進捗率65%といったところです。分かる人には分かっちゃいますが、また(笑)X91系という、ブラックホールに引きずり込まれるままにというか、何かに取り付かれたというか、まぁ、そんな感じです。

屋根上&床下機器は未取付ですが車体はほぼ完成状態、振子装置も車体と台車のリンク以外は組込み済みです。



屋根にはPF受信機用の穴…。バッテリーボックスと受信機はどの車輌にも搭載出来るように準備工事してあります…つまり、機器を積まない車輌は室内が作り込める、という事です。パンタが乗らない車輌の方がメンテし易そうなので、機器搭載位置は反対側の先頭車に変更するかも。

建物用の新型1x2x3窓枠は横組にしても思ったより強度があるので、補強が最小限で済んでいます。室内は案外カラッポです。特に中間の短いのは補強が一切ありません。

この窓枠のメリットは、最初から枠自体に色が付いているので、同サイズの透明パネルを使うよりも窓付近の赤い帯を薄く(天地方向)出来る事です。このおかげで車高を抑えたまま、幕板を一般の車輌よりも厚く出来、振子車輌独特の低重心感を出す事が出来ました。



真ん中の短いのはモックアップと違いますよ〜(笑)。キハ391系と違ってこの中間車も振子するので色々面倒です。短いけど、振子装置2組とPFバッテリー&受信機が収まる仕様です。

前後で顔が違うっぽい先頭車は乗務員ドアより後ろが同じ窓割りなので、PF機器を車輌間で移設する場合は、窓より上をそっくり交換出来ます。

先頭車の顔は制作時間それぞれ約半日と、案外時間が掛かっていないのですが、振子装置の重量バランス調整と、車体を低く見せる為の客室窓を下げる変更が、横組や0.5プレート単位の調整等、複雑な組み方と干渉して結構えらい事になってしまいました。

特に高運側の先頭車輌は、これ意外の組み方は絶対に出来ないくらいのパズル的回答状態です。

因に前回試作した381系の顔とは似てるようで全然違います。今回は多少複雑な組み方&多少強度が犠牲になっても、実車の雰囲気がなるべく出せる事を優先しています。…公開はまた今度という事で。

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