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レゴ クリエイター の建物系が、お手頃価格に…


発売間近!…#60051(レゴ シティ トレイン 超特急列車)の改造を予習してみた。

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動力ユニットと1x2x2パネル取り用…という不純な理由で#60051(レゴ シティ ハイスピードパッセンジャートレイン)
を予約しているのですが、予約したらしたでセット自体に興味が湧いてきて、ちょっと待ち遠しくなりますね。気分が盛り上がってきたので、バーチャルですが…先に組み立てた気分になってしまおう!…と、ナィスーな閃きがあったのですが、LDDを立ち上げてガックリ…先頭部の一体パーツがまだデータ化されていなかった…なんだよw

まぁ、やりたかったのは、中間車のバリエーションを増やして長編成にする…なので、先頭部分はみんなが持ってる、終売間近の#7938(レゴ シティ トレイン 超特急列車)っぽくアレンジしてみました。まだ33%offで買えますね。でも、あくまで今回は#60051主体の企画なので、白色にアレンジしています。

製品ではモノクラスのビジネス特急っぽい作りです。まぁ、オトナ買いして長編成にするのはお約束でしょうが、中間車だけをリピートしても退屈なので、一足先にいろいろ遊び倒してみましょう。



まずは基本。製品の中間車をLDDを使って起こします。たぶん、コレでだいたい合ってると思います。白ブロックは1x6しか使われていないですね。合理的ですが、組替え好きにはちょっとアレです。まぁ、今回は、手持ちのブロックを使って改造する…という意図なので、セット内のパーツだけで組替えが出来るというものではありません…念の為。



ハイデッカー(左)と、サロンカー(右)。外から見てすぐに分かるように、ハイクラス…JRで言うグリーン車…は、ハイデッカーにしてみました。内装パーツは製品のものをそのまま使う親切設計ですが、ここだけはオリジナルのシートを自作しても楽しそうです。

右のサロンカーは一見ダブルデッカーに見えるデザインですが、フロアレベルは一般車と同じで、吹抜けになっています。内装パーツは取り敢えず製品のままにしてありますが、内部がよく見える車輌なので、インテリアの造り込み甲斐がありそうです。京阪3000系の余韻があるので、ここはダブルデッカーにしてもいいのですが、セットに入っているトレインプレートを使って、誰でも出来るカンタン改造!…という事と、パーツ的な敷居を上げると、参考にも何もならないので、今回は、レゴを趣味としている人なら、パーツ箱に入っているだろう汎用パーツだけを使った親切設計です。



先頭車は#7938をベースにして、機関車タイプにしてみました。初期のICEやTGVのようなイメージです。白いスロープは、パーツショップでも比較的簡単に買えると思います。床板は製品のままですが、先端顎部分の白い特殊パーツは#7938からの流用です。まぁ、セットに入っているカッコいい流線型の一体パーツでいいような気はしますが…そこはお好みで。

窓を1x2グリルブロックに変えていますが、無ければ普通の濃灰ブロックでもいいと思います。

2輛目の車輌は半室荷物車です。

カンのいい人はもうお分かりでしょうけど、ここで紹介した2輛で捻出した窓用パネルを、サロンカーで使う…という訳です。あくまでも、なるべくリーズナブルに。まぁ、カンブリにお願いすれば、今は結構安く大量に入手出来るみたいですけど…窓パネル。良い時代になったものです。



最後尾は運転台付き客車、動力無し…という、車輌にアレンジしています。トレーラーを動力車で挟むのではなくて、プッシュプルタイプの編成にする事によって、同じ形の車輌を造らなくてもいい…という、趣味本位な構成にしてみました。Tc車ですけど、サービス電源確保と、集電のバックアップという意味で、こちらにもパンタグラフを付けるのもありだと思います。



編成を俯瞰で。24ポッチ長でも、6輛になるとなかなか優雅になりますね。2セット買っても、屋根パーツが少し足りなくなるような気がしますが、手持ちのパーツを足せば、そんなに苦労せずに何とかなるでしょうか。「各自工夫のこと」…と、有り難い言葉を添えておきます(笑)。


  


レゴ シティ ハイスピードパッセンジャートレイン 60051:34%off ¥ 12,272 通常配送無料

レゴ シティ トレイン 超特急列車 7938:33%off ¥ 13,054 通常配送無料 …そろそろ終売?この値段で買えるうちに!

タイムセールやっています!

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各商品、お一人様1個です。画像orテキストリンクをクリックの後、画面右側のカートボタンが「タイムセール特価」になっている事を確認の上、「カートに入れるボタン」を押して進んで下さい。

タイムセール価格で既に購入している場合や、限定数に達して終了している場合は、通常割引に戻っているので注意です!

一度決済した後、同じ商品を再度購入しようとすると、通常割引価格に戻っています。1人1個ですからね…

    

レゴ クリエイター・ファミリーハウス 31012:タイムセール特価 ¥ 4,589 42%off (限定数:80個)

レゴ シティ トレイン 超特急列車 7938:タイムセール特価 ¥ 11,724 40%off (限定数:20個)

レゴ シティ トレイン 新カーゴ・トレイン 7939:タイムセール特価 ¥ 20,394 27%off (限定数:20個)…通常割引から-2%、微妙ですけど。

まだ、他にもあるので、このページから探してみて下さい。

#79111 ローンレンジャー トレインチェイス が 57%off

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マケプレですが、送料を足しても安いと思います。昨夜、私がパーツ取り用に3箱買って、この出品者の在庫がゼロになっていたのですが、28日(土)11時30分現在、同じ出品者の在庫が復活しています。

3箱買っても送料込みで2万以内!…さすがに安いと思いました。レゴ買うの久し振りです。



レゴ ローンレンジャー トレインチェイス 79111:¥ 6,490 57%off


…自分のパーツ箱のトレイン用車輪やバッファーパーツ…等々、基本的なパーツが底をついていたところだったので、丁度良かったです。

まあ、そりゃ8輛も一度に作れば…車輪パーツ32個。バッファー16個も消費しますからね。パーツで買うと結構高いです。

客用扉、微妙に凹む…のテストです。

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制作中の117系と旧3000系で成しえなかった表現、扉の凹みをテストしてみました。%3794(1x2プレート中央ポッチ)などを使って0.5スタッド(ポッチ)後退させる…というのは、以前からよく使われている方法ですが、たて組ヨコ組を駆使した写植…じゃなくて、箱根細工的精緻な作品になってくると、相対的に、どうしてもそこだけ解像度が低くて大味な感じがしてきます。

で、もうちょっと鉄道模型的な表現に近付ける為に、0.5プレート(=0.2ポッチ)後退させる表現を考えてみました。画像を見れば「なんだぁ…」ですが、まぁ、そういう事です。支持部を含む扉側の2プレート+1スタッド(=2.5プレート)=4.5プレートで、車体側の2スタッド(=5プレート)との差分を後退分に充てる…というものです。

まぁ、ライトセーバーを穴に突っ込むとか、クリップでつかむとか、そういった自由な位置調整が出来る方法もありますが、黒子(支持部分)のボリュームは変わらないと思います。均一な位置決めが調整無しで素早く出来る…というメリットは、同じ作業の繰り返しが多い鉄道車輌では大きい筈です。


40ポッチ長車輌への応用例です。テスト用のドンガラなので、何という形式でもないです。コイルバネ台車とか、冷房準備工事とか、扉部分にラインが無いとか、色々分割民営化直前の国鉄的なセコい仕様に見えますが、気にしない。

車端部から扉まで6スタッド、扉間8スタッド…と、113系と同じ割り付けですが、なるべく簡単な順組構造になるように、トレイン窓を使っています。

これは予想外だったのですが、この程度の画像でも、沓摺の表現として各扉の足下に入れた灰色部分(1x4タイル)に微妙なハイライトが入って、もの凄く良い感じになります。

タイルなので、肩部分がプレートよりも甘いアール仕上げだから…というのも手伝って、薄いステンレス板で作ってある実物感が、偶然出てしまった…という感じです。

ディティールとしてはなかなか良い結果が出そうですが、引き換えに制約やデメリットも結構あります。

(1)扉部分の室内幅が4スタッド未満になるので、PF機器設置はその他のエリアに限定される。
 →作例の3扉車では、客室部分の床面を8×4スタッドとしているので、PF用バッテリーボックスはここに設置出来る。ただし、この部分は室内補強が必要な複雑な組み方は出来ない。

(2)扉部分の塗り分けに制約がある。
 →少なくとも、この組み方で117系はアウトです。115系3000番台新車時等の青帯広島塗りならOK。末期色も勿論OK(笑)。答えは一つでは無いので、塗り分けによって、組み方を考える楽しみはありますが…。

(3)側板5ブロック+2プレートとした場合、扉直上の幕板が1プレートしか残らない(トレイン窓ハーフ使用の場合)。
 →本来なら2プレートは欲しいところですが、やってみると思ったよりも違和感は無いです。

713系にはそのまま応用出来そうです。115系3000番台だと塗り分けはOKですが(扉部分に最初からラインがありませんからね…)、客室部分は117系と同じ組み方で黒子だらけになってしまうので、PF機器機器設置は無理っぽいですね。

色々問題はありますが、技術的な引き出しを肥やす…という事で。

国鉄キハ35系気動車…扉、今度は微妙に凸です。

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微妙なレリーフ扉…の応用です。117系用に買ったタンのトレイン窓ハーフが少し余っているので、旧一般色のキハ35とか丁度いいな…と、去年から脳内ビルドしていました。

最近の作品では、解像度を上げる…という目標は達成したのですが、序所に側板の「のっぺり感」が気になるようになってきたので、もう少し色々表情を出せないかな、という思いの、ネク〜スト第一歩です。

地味な題材なので食指は動きにくかったのですが、模型として見ると、なかなか見所の多い車輌です。何より同系列1輛でもOKで、混結どんどこウェルカムなフレドリーさに心はホットです。

窓表現とか、一連の流れから抜け出していない感じですが、電車じゃないので結構新鮮だったりします。旧一般色が懐かしく、車内の匂いや、カランカランと心地良いエンジン音が蘇ってきます。



先頭部をズームイン。外吊り式の扉と上部レールを、0.5プレート飛び出させてみました。レール部分は、天地方向にあと1プレート積み重ねたいところですが、客用窓との兼ね合いで、これが限界です。まぁ、そんなに違和感は無いですけど。

ドア下は、車輌限界内に納める為に薄くなっています。この薄い部分を0.5プレートの飛び出しにして、上部をさらに0.5プレート分の厚み…つまり、側板よりも1プレートの飛び出し…という事も考えたのですが、緻密感を損ないそうだったので見送りました。



恒例の構造図。前記事の凹扉構造と考え方は同じで、0.5プレートの後退に1プレート足して、0.5プレートの凸にしています。

室内幅は4スタッド+1プレートに広がるのですが、長さが4スタッドしか無いので、PF用バッテリー(長さ:8スタッド)は入りませんね。受信機だけなら入りますけど。

客用窓部分は、例によって箱根細工状態なので…まぁ、PFでの動力化は無理ですね。混結する相手に依存です。両運転台のキハ30を作って単行運転とかは無理です。9Vなら大丈夫ですけど、動力台車、持ってないし。



水平シリンダーのDMH17Hエンジン他、床下機器に萌えます。キハ35は、燃料タンクの後方にトイレ用の水タンクがあるのですが、スペースが無いので省略しています。この辺が40ポッチ長スケールの「ちょっと足りない感」を実感する所です。

キハ35系列は、本来、戸袋窓に当る部分も開閉出来る構造なので、桟が横一直線に揃っていて美しい。…というか、普通に窓を開けて頭でも出してようモノならギロチン並に危険なので、実車は少ししか開かない仕様ですけどね。自分が涼を取るつもりなのに周囲の人に涼を提供…って洒落にならないですよw



キハ35(手前)と、トイレ設備の無いキハ36(奥)。前述のように水タンクの有無を表現出来ないので…まぁ、タレ流し管だけ付けておきました(笑)。今では考えられないですよね…黄害(笑)。

近鉄30000系(オリジナル)ビスタカー三世

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現在はビスタカーEXとしてリニューアルされている近鉄30000系、1978年に新製された当時のオリジナルな姿で作ってみました。

先の京阪旧3000系と共に、関西私鉄の中では個人的に思い出深い車輌なので、いつかは作りたいと思っていたのですが、何やらレゴトレイン界隈でダブルデッカーが盛り上がっているようなので、丁度いいタイミングです。鉄は熱いうちに打て…という、まぁ、そのまんまな感じで。

あと、最近ちょっと自分の作風がマンネリ化してきていかんな…という思いがあるので、もう少し進化させる意味で、ちょっとした目標を立てています。

・客用扉の更なるリアル化(0.5ポッチ後退)
・ポッチ出しを出来るだけ控える
・箱根組を進化させる(張り上げ屋根への廻り込み表現)
・レアカラーへの挑戦
・鉄道模型として通用するくらいの外観

といった処です。



編成全体の図。

中川のデルタ線があるので、あっちこっち編成の向きが変わってややこしいのですが、Wikipedia先生に従って、大阪上本町に向かって右側を「山側」・左側を「海側」と呼ぶ事にします。

この画像では大阪・京都発着編成の場合、一番手前の車輌が、車内販売準備室付きのモ30200形(Mc1)、続くダブルデッカーがサ30100形(T1)、サ30150形(T2)、最後尾がモ30250形(Mc2)になります。床下に抵抗器がズラリと並んでいる側が「海側」ですね。

先頭の運転席直後にある白い窓が車内販売準備室ですが、反対の「山側」に窓はありません。

「先頭と中間車作って、それぞれコピーすればいいのでラクだな…」と思い込んでいたのですが、特に先頭車は、車内販売準備室の関係で窓割りが全然異なり、客用扉の数自体も違うんですね。2階立て車輌も、車体は進行方向に対して対称ですが、床下は基本的に向きが揃っている…という感じです。なかなかラクはさせて貰えない(笑)。



気になる分解図。狭窓と、それに揃った幅で張り上げ屋根部分に廻り込んだ飾り窓が悩み処…と、手を動かすまではフォースの弱さを露呈させていた感じなのですが、やってみると案外カンタンでした。脳内ビルドで練り込んであった…というのもあると思いますが、中間車であるダブルデッカーの設計は半日で完了です。

2階の狭窓自体は5プレート=2ポッチ高×同幅という寸法なので、普通の横組で窓間の1プレート分の柱も簡単に表現出来ます。その送りに合わせてクリアのポチスロを2個づつ並べた飾り窓を置くわけですが、1プレート分の窓間は、1x2タイルを半ポッチ内側に寄せて嵌め込んであるだけです。完全な面仕上げにはなりませんが、車体端部と中央付近の曲面ブロック(%6091)の印象が影響して、案外きれいに見えます。

外観を見ると、さぞ複雑な組み方をしている…ように見えますが、箱根組は車端部から5つ分の飾り窓だけです。後述する中央にある折戸の方が難しいくらいです。



0.5プレート分後退させた折戸の構造。順組だけだと先のキハ35の応用でいいのですが、横組が混じると、奥行きの0.5プレート後退分と順組部分との固定…という2つの要素を考えなければいけません。

単に凹凸を嵌め込んで上下で押さえれば…という方法が使えません。ユニット全部をポッチ接続しないといけません。

…その上、横組部分に塗り分けが掛かる、という、谷底に突き落とされるライオンような気分です。

具体的に言うと、0.5プレートの後退はヘッドライトと1x1ブロック側面1ポッチの差分を活かして固定。順組と横組部分の接続はブラケットと1x1ブロック側面1ポッチを、風吹けば桶屋が儲かる式リレーで世の中繋がっているんだよ…的な良く分からない説明の間接的接続です(笑)。適当に分析してみて下さい。言葉ではうまく説明出来ないです。具体的に言うんじゃなかったのか。



メンバー紹介です。奥がモ30250形(Mc2)、手前が車内販売準備室付きのモ30200形(Mc1)、共に主制御器が付いた「山側」です。

客室窓は普通の横組なので、客用扉と先頭部分以外は室内広々。PF機器は問題無く入ると思います。受信機の受光部は、屋根中央部分の2つのヒューズポックスあたりに出すとスマートですね。室内も作れそうですが…あぁ、目標には入れていないですね。

117系や京阪3000系で苦労した、動力台車の取付ですが、今回は中心ピン位置を簡単に移動出来るようにしてあるので、動力化にあたっての修正はほとんど要らない筈です。



手前がサ30100形(T1)、奥がサ30150形(T2)、同じく「山側」から見た図、です。クリアブロックがキラキラ輝いて独特の密度感が出るモデルになると思います。アクセントとして、車端部床下に黄色いハンドスコッチを付けてみました。実車は白ですが、この辺は個人的な好みで…。

1階部分の組み方をもう少し工夫すれば、エントランスの階段を含めて、室内が作れるくらいの余裕はあります。今回のモデルは、案外室内がキツキツじゃないんですよ。向こう側が透けて見えないのは、客用扉だけです。

高さは京阪旧3000系のダブルデッカー車と同じですが、全長いっぱいに2階部分の窓があるので、もの凄いボリューム感です。この車輌だけを見ると、アメリカの大陸横断鉄道のような感じがします。

実車は、入り口横の窓越しに設置されたフロア案内と行き先案内表示や、吹抜けのエントランス部分など、独特の雰囲気がある車輌です。乗り込む時のワクワク感を今でも思い出します。リニューアルされたEXはどんな感じになったのでしょうか。

…そういえば、乗り込んでからの「あれ、外から見えてた小窓は何処いったん?」というオチもチャメっ気がありましたね。本当に飾り窓だったのか(笑)。



モ30200形(Mc1)の先頭部分アップ「山側」の図、です。

張り上げ屋根は、リッチなボリューム感があっていいですね。

今回、一番難しかったのがこの顔部分。オーソドックスなパノラミックウィンドウ&貫通スタイルですが、シンプルゆえにバランスを取るのがもの凄く難しい。おまけに、色に対してパーツの種類が極端に少なくて、難易度が思っていた以上に高かったです。この先頭車、ダブルデッカー車の5倍くらいの時間が掛かってしまいました。

オデコのL字アンテナ、思いついた時は、このパーツ!ピッタリじゃないか!…と思って取り付けてみると…逆やん(笑)。まぁ、いいか。下向きのがあればいいのに。

難易度は高かったのですが、実際に供給されているパーツの種類を確認しながら作っていったので、ここまで出来れば、リアル化するのは容易だと思います。あと半月早ければJAMに間に合ったかも知れないのに。

最後の問題はコストですね。既に来年分の予算を前倒しで使っている状態ですけど、コレを作らなければ一生後悔しそうですしねぇ…。

3000系(リアル)進捗状況…

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まずは告知です…

「鉄道模型フェスティバル2014」
・開催場所:阪急百貨店うめだ本店
・開催日:8月6日(水)〜19日(火)但、レゴトレインは12日迄
・時間:10時〜19時
・入場料:600円

私は設営(非公開)日と、少なくとも、10日(日)&11日(月)に参加予定です…たぶん。

それ用の車輌、第二弾を製作中…の進捗状況です。

阪急でのイベントなので、まぁ、折角なのでライバルの京阪特急を持って行ってみようかな…と。因に、第一弾はこれまた強力なライバル、117系の新快速です。なんか、怒られそうですけど、関山さん作の阪急電車達の引き立て役という事で、結構力を入れて製作中です。ダブルデッカーとか箱根組とか、主役を喰う気満々(笑)です。



先頭車の順組部分…ディティール至上の設計なので、強度がかなりヤバい。ドア部分を境に、前、中、後ろ部分の床は、それぞれ2スタッドづつしか接続されていないご機嫌仕様。あとの強度は屋根任せ(笑)…マジで。

あと1週間くらいしか無いのですが、実は、まだ最後のパーツが届いていない(!)という、なかなかスリリングな状況です。おまけに、今になって、強度に関わるパーツの発注をミスしている事に気が付き…まぁ、いいや(笑)、笑うしかない。構造的に、別部分で補強とか出来ないのですよ。

取り敢えず、外観は設計通りに見えるようにはしました。走行中にバラバラになったら、笑って許してやって下さい。



設計は既に終わっているので、ある意味気が楽…とも言えますが、中身はこんな人だらけなので、今週のビックリドッキリメカ並にゾロゾロと単調な作業が半端無いです。

深夜にふと我に返らないようにしないと、心が折れそうになります。



で、先のガワに具を詰めるとこんな感じになります。最初の設計よりもかなり軽量化しましたが、まぁ、引き換えに…神の手不可なユル車輌。

たぶん、関山さんの車輌と衝突しても…勝てる気がしない。

京阪 旧3000系、ロールアウト!

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できました…117系も含めて一気に8輛は結構キツいです。それぞれもっと楽しみながら作ればいいんでしょうけど、時間があったらあったで、5年くらい掛かりそうですし(笑)。

それにしても暑いですね…

手前から淀屋橋側の、3055(Mc2)+3155(M1)+3855(TD)+3505(Tc)です。パーツ発注の直前で、分散型クーラーの形状とか、設計変更しています。



狭窓がズラリ…は、なかなか壮観。ダブルデッカーが良いアクセントですが、元々は中間車の改造なので、車端に残った狭窓が、他の車輌との馴染みを良くしているように思います。

LDD(CAD)の画面と、クーラーの向きが違いますが、リアル作品の方が正解です。



ダブルデッカーを抜くとこんな感じ。オリジナル編成も統一感があって美しいのですが、PF機器はダブルデッカーに搭載しているので、自走出来ないのです。

台車中心ピンの位置が違うので、そのまま9V用台車に換装…というワケにもいかないので、ダブルデッカー抜きでの走行は諦めて下さい(笑)。



3055(Mc2)のパンタ廻り。前後にクーラーが迫っているのでキツキツですね…下枠交差パンタの本領発揮です。長いランボードとか、このゴッチャり感が、旧3000系の魅力でもあります。

パンタは出来るだけ低くする為に、屋根板に直付けなので、簡単に外す事が出来ないメンテ性の悪さよ…。会場設置の架線柱に引っかかりませんように(笑)。



ダルデッカーは動力車ですが…屋根はフラットでスッキリ!

イベント会場での利便性を考えて、屋根の一部を押すと、電源のon-offが出来る便利仕様。去年の経験が生かされています。残念ながら、パイロットランプは外から見えないのですが、暗い所だと、2階の窓から緑色の光がボンヤり見えるかも(笑)。

受光部は露出させる事が出来なかったので、泣く泣く2階の窓からの受信…という、暴走キケン仕様ですが…コレが、実際にテストしてみるとなかなか感度良好で、かなり上からの送信でもうまく受信してくれます…ホッ。


<告知> 再掲載です…

「鉄道模型フェスティバル2014」
・開催場所:阪急百貨店うめだ本店
・開催日:8月6日(水)〜19日(火)但、レゴトレインは12日迄
・時間:10時〜19時
・入場料:600円

私は設営(非公開)日と、少なくとも、10日(日)&11日(月)に参加予定です…たぶん。

鉄道模型フェスティバル2014…今日から開催!

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昨日の設営風景です。新規作成の中央駅大ドームをバックに阪急9300系(左:関山さん制作)と、同6300系(右:薬師山さん作)の並び。



中央駅正面。BFT2008に出展した建物を一部改造の上移築。路面電車スルーの構造や、曲面多用のガウディー風建築が見物です。もはや伝説になってしまったBFTに行けなかった方は必見です。



5日の設営スタッフは関山さん、Mazta-kさん、薬師山さんと、G@ひたひた(私)の4人。午前10時から深夜22時まで、フルに張付いてイメージ通りのカタチに仕上がりました。



今は無き、阪急西宮北口のダイヤモンドクロスをイメージした複線平面クロスが見所です。薬師山さんの赤いラピート(フル編成!)が通過中。

JAMに比べれば小規模ですが、この八の字レイアウトは、列車が風景の中を対角線状に走って来るのでなかなか臨場感があっていいものです。



カーブしたプラットホームも、新しい試みです。調整に泣きましたが(笑)スムーズに列車が通過する様はなかなか見応えがありますよ。駅前に停車中の阪急バス(薬師山さん制作)がツボです。駅名標が阪急バージョンになっているのが分かるでしょうか?

垂直水平が基本…に捕われがちなレゴの世界に、新しい風が吹くようで清々しい。



かべぇさん制作の日本家屋を中心とした和風エリア。街灯や整然とした植え込み等を追加して、倉敷観光美観地区風に、楽しげなイメージに仕上げてみました。本当は京都を想定して作られていると思うのですが、ちょっと斜め上の発想で(笑)。

今回は、45度に振った配置に拘り、4方向何処から見ても、面積以上の広がりがあるような視覚効果が生まれる…といったサブコンセプトで作ってみました。



神社の裏側からローアングルで。バックの風景から、かなり本格的なホールである事が分かります。


<告知> 再掲載です…

「鉄道模型フェスティバル2014」
・開催場所:阪急百貨店うめだ本店
・開催日:8月6日(水)〜19日(火)但、レゴトレインは12日迄
・時間:10時〜19時
・入場料:600円

私は設営(非公開)日と、少なくとも、10日(日)&11日(月)に参加予定です…たぶん。

日本国有鉄道 117系、ロールアウト!

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117系、落成しました。阪急百貨店うめだ本店で開催中の「鉄道模型フェスティバル2014」に、京阪 旧3000系とあわせて、古き良き時代の京阪神間デッドヒートを奏でた強力なライバルを投入しますよ!

阪急でのイベントと聞いて、何て素敵なタイミング何だろう!…と今迄に無い勢いで完成させてしまいました。熱い!熱過ぎる(笑)。おまけに薬師山さんが同時代の主役、京都線特急車輌である阪急6300系を、何と!このタイミングで完成!…という、奇跡とも言えるサプライズ!



40ポッチ級をこの密度で一気に×2編成って、超弩級の手の遅さを誇る(笑)自分にとって、画期的ですよ…勢いって凄いですね。イベントの力って恐ろしい。何かを狂わせる魔物のようなモノが潜んでいます、絶対。



…構想から3年、いや、このブログを始める前に試作した物を含めると、10年くらい前になってしまいます。ちょっと個人的には感慨深いです。

117系はギリギリ原色が残っている状態ですが、どれくらいの人が知っているのでしょうか。80年代、新快速といえばこの117系だったんですけど…今となっては単なる地味ネタなのかも知れませんが、自分の中では颯爽と登場した当時の記憶が全然色褪せないのです。



動力車を調整中の図。重いバッテリーを駆動台車の上に置くのは当然として、バランスを考えて、受信機はトレーラー台車側に配置。箱根細工組の上下を配線が往復しています。バッテリーの交換はちょっと面倒です。

どうしても思い浮かんだネタをCADでどんどん起こしていくと、リアル化途中のモノが置いて行かれて、だんだんモチベーションが下がってしまいがちですが、イベントという起爆剤があって良かったです。色々修正は加えましたが、時間差の関係で、実のところ、自分スキル的には既に旧型設計なのですけれどね…。

まぁ、実際に完成させてしまうと、結構満足感はあります。タンのハーフトレイン窓が高価だったので、やめてしまうワケにも行かなかった…という貧乏性も、この際後押ししていたかもしれません(笑)。

完璧とはいきませんが、気になる所は次作へフィードバックして、より完成度が高められれば…と。

ところで、週末は台風が直撃っぽいのですが、やっぱり強風に逆らって根性で搬入する感じなのかな(笑)。実は、台風男です(笑)。

ラッピング車輌…

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開催中の「鉄道模型フェスティバル2014」への搬入ノ為ニ梱包スル…の図。広告電車ではなくて…傷付き防止でラップを巻いただけです。

去年のJAMでは、コンビニ袋に1輌づつ入れたのですが、輸送中の微振動でカサカサと擦れて、特に黒い車輌が…あたかも艶消しのように細かい傷だらけになってしまいました。

その反省もあって、今年はセオリー通り業務用ラップに包んでみました。ラップはペタペタ付いて扱いにくそうですが、逆に接した面が動かないので「擦れる」事はありませんよね、よく考えれば。

あと、どうせブロックだから…という発想で、動力以外の台車のみ外し、編成全部をブロックで接続して一つの塊にしてみました。箱の中でガシャガシャ擦れたり暴れたりしなければ、破損や傷付きが少ないかも…という事です。

あとは、このまま新聞紙をグシャグシャにした詰め物と一緒にダンボール箱に放り込むだけのカンタン梱包。

現地での復元が面倒な下枠交差パンタも、こうすればそのままの状態で運べます。まぁ、何処まで大丈夫か実験です。

さて、明日はいよいよ現地に持ち込みますよ!


<告知>

「鉄道模型フェスティバル2014」
・開催場所:阪急百貨店うめだ本店
・開催日:8月6日(水)〜19日(火)但、レゴトレインは12日迄
・時間:10時〜19時
・入場料:600円

私は設営(非公開)日と、10日(日)&11日(月)に参加予定です。

ハイスピードパッセンジャートレイン が40%off

カーゴトレイン が37%off

鉄道模型フェスティバル2014…その1

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1980年代の京阪間のスターが勢揃い!…左から阪急6300系(薬師山さん制作)、国鉄117系、京阪旧3000系。この並びが、こんなに早く実現するとは思わなかったです。阪急百貨店うめだ本店で初顔合わせ、というのも素敵なタイミングです。

強い思い(というか、執念)がここに集わせたのでしょうね。勿論、すべて新作です。

高架に停車中の奈良線仕様の103系(薬師山さん制作)も気分を盛り上げます。



カーブしたホームを旧3000系が通過中。町並みが伏見稲荷駅あたりに見えてきます。手前のホームには関山さん制作の1900系が停車中。

旧3000は、1m=2スタッドのスケールですが、実車が19m旧なので、実際は少し短い全長38スタッドです。それでも今回のカーブが連続するレイアウトは苦しい…特に曲線抵抗が大きい上に車体重量が半端無いので、消費電力が大きく、新品電池を入れても10分くらいでスピードが落ちてきます。

古い車輪パーツは、走行抵抗が大きい…というのもあるみたいです。



高架に退避中の京阪旧3000系。持ち込み2日目は、車輪をすべて新しい物に入れ替えて運転開始。曲線抵抗の少ない高架で走行させてみましたが、まぁ、前日よりはマシ…くらいです。

息が切れるまで30分くらい…運転コストパフォーマンスは非常に悪いです。



関山さん制作の新快速カラーの153系との並び。1980年頃の新旧交代風景ですね。側線に退避している試運転中の117系の横を、駆け抜ける153系新快速…といった感じでしょうか。117系登場時のインパクトは非常に大きなものでした。

117系は車端部分が順組という事もあって、若干軽量だったので、そこそこ問題無く運転出来ました。…まぁ、電力消費量が少ない…とは言い難いですが。

親子連れも多かったのですが、お母さん世代でも117系の新快速を知らないのですね…随分遠い思い出になったものです。



そこそこ長い高架ホームですが、旧3000系でもすこしはみ出していました。32スタッド準拠のレイアウトに無理矢理40スタッド長スケールを持ち込んだ感はありますね。…重いし(笑)。



中央は関山さん作の阪急9300系。全長を短くアレンジしてありますが、特徴をうまく捉えたモデルなので、遠くから見ても分かり易い。

皆さんに気を使って頂いたのも大きいですが、神の手崩壊とか、大きなトラブルが無かったのは良かったです。簡単な梱包にしては輸送中の破損もゼロでした。…台風直撃&暴風雨という試練の搬入劇でしたが、まぁ、結果オーライという事です。



赤いラピートに500系新幹線(Mugenさん制作)を加えて、関西の鉄道車輌が勢揃い!

客層から、新幹線やら今風の特急特急車の方がウケがいいのは当然ですが、小学生から117系の走行リクエストがあったのは素直に嬉しかったです(笑)。

…つづく。

客用扉、微妙に凹む…のテストです。

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制作中の117系と旧3000系で成しえなかった表現、扉の凹みをテストしてみました。%3794(1x2プレート中央ポッチ)などを使って0.5スタッド(ポッチ)後退させる…というのは、以前からよく使われている方法ですが、たて組ヨコ組を駆使した写植…じゃなくて、箱根細工的精緻な作品になってくると、相対的に、どうしてもそこだけ解像度が低くて大味な感じがしてきます。

で、もうちょっと鉄道模型的な表現に近付ける為に、0.5プレート(=0.2ポッチ)後退させる表現を考えてみました。画像を見れば「なんだぁ…」ですが、まぁ、そういう事です。支持部を含む扉側の2プレート+1スタッド(=2.5プレート)=4.5プレートで、車体側の2スタッド(=5プレート)との差分を後退分に充てる…というものです。

まぁ、ライトセーバーを穴に突っ込むとか、クリップでつかむとか、そういった自由な位置調整が出来る方法もありますが、黒子(支持部分)のボリュームは変わらないと思います。均一な位置決めが調整無しで素早く出来る…というメリットは、同じ作業の繰り返しが多い鉄道車輌では大きい筈です。


40ポッチ長車輌への応用例です。テスト用のドンガラなので、何という形式でもないです。コイルバネ台車とか、冷房準備工事とか、扉部分にラインが無いとか、色々分割民営化直前の国鉄的なセコい仕様に見えますが、気にしない。

車端部から扉まで6スタッド、扉間8スタッド…と、113系と同じ割り付けですが、なるべく簡単な順組構造になるように、トレイン窓を使っています。

これは予想外だったのですが、この程度の画像でも、沓摺の表現として各扉の足下に入れた灰色部分(1x4タイル)に微妙なハイライトが入って、もの凄く良い感じになります。

タイルなので、肩部分がプレートよりも甘いアール仕上げだから…というのも手伝って、薄いステンレス板で作ってある実物感が、偶然出てしまった…という感じです。

ディティールとしてはなかなか良い結果が出そうですが、引き換えに制約やデメリットも結構あります。

(1)扉部分の室内幅が4スタッド未満になるので、PF機器設置はその他のエリアに限定される。
 →作例の3扉車では、客室部分の床面を8×4スタッドとしているので、PF用バッテリーボックスはここに設置出来る。ただし、この部分は室内補強が必要な複雑な組み方は出来ない。

(2)扉部分の塗り分けに制約がある。
 →少なくとも、この組み方で117系はアウトです。115系3000番台新車時等の青帯広島塗りならOK。末期色も勿論OK(笑)。答えは一つでは無いので、塗り分けによって、組み方を考える楽しみはありますが…。

(3)側板5ブロック+2プレートとした場合、扉直上の幕板が1プレートしか残らない(トレイン窓ハーフ使用の場合)。
 →本来なら2プレートは欲しいところですが、やってみると思ったよりも違和感は無いです。

713系にはそのまま応用出来そうです。115系3000番台だと塗り分けはOKですが(扉部分に最初からラインがありませんからね…)、客室部分は117系と同じ組み方で黒子だらけになってしまうので、PF機器機器設置は無理っぽいですね。

色々問題はありますが、技術的な引き出しを肥やす…という事で。

鉄道模型フェスティバル2014…その2

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中央駅前と横切るグリーンムーバーと2軸トラム。噴水や樹木があると、風景が瑞々しくなって潤います。



和風エリアをローアングルで。比較的小規模なレイアウトゆえ、設営の余力でフィグ配置に物語性を持たせてみました。

連なる瓦屋根に神社の鳥居、2階の窓からは団扇を持った店舗主人…遠くに高架を行く475系。



私鉄駅前ロータリーには阪急バス(薬師山さん制作)がのんびりとお客さんを待っています。



軽トラに乗って仕事に向かいます。狭い街には小回りの利く小さな車が便利ですね。



踏切り待ちをするミゼットの前をゆっくりと電車が通過します。そろそろ夕ご飯の買い物に向かう人も見かけます。

配達中の米屋が、またお得意先で油を売っていますね…無骨な黒い自転車が軒先に置きっぱなしなのですぐに分かります。



中央駅に集う観光列車達。空港アクセスを担うラピートも、広義では観光列車と言えるかも。



EF58の牽く20系客車や、近鉄10000系ビスタカー(共に関山さん制作)、華やかし京都線特急運用に就く阪急6300系(薬師山さん制作)…と、まるで鉄道図鑑から飛び出して来たかのような面々。



ドームの鉄骨が、ホームに不思議な模様の陰を作ります。

一体型パーツをうまく使ったオランダ国鉄のMat'64(薬師山さん制作)が入線すると、またガラリと雰囲気が一転します。隣の20系客車が、ワゴンリの編成に見えるのは気のせいでしょうか。


<関連リンク>
今回のイベントに関する記事がアップされています↓

【イベント】梅田完了! 皆様ありがとうございました。/6日目レポート
【イベント】梅田の5日目(8月10日 日曜日)
【イベント】梅田の3日目と4日目?
【イベント】梅田鉄道模型フェス2014 2日目「茶色とカラフル」「阪急平野」
【イベント】現地更新! 鉄道模型フェス2014 設営完了(追記あり)
以上、Legoゲージ推進機構日報〜レゴトレイン・ブログ

…他、参加者様のレポートへのリンクが記事中から貼られています。

今年もJAMに参加しますよ!

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来週末から開催のJAM(国際鉄道模型コンベンション)に参加します。

先週の鉄道模型フェスティバル2014と同じく、私は京阪3000系と国鉄117系を持ち込む予定です。左端の阪急6300系は薬師山さんのですが、たぶん持って来てもらえるでしょう(笑)。今年は、なんと!…あ、言っちゃいけないのかな。来てのお楽しみですか。規模が凄いらしいです。

告知動画がアップされていますね!



…おぉ〜! 6編成同時運転とか言ってますよ!…京阪間バトルやってもまだ半分余ります(笑)

私も全貌がよく理解出来てないのですが、建物とか、なんか凄い事になっていますね!…高速道路とか、マジで作るのでしょうか。

基本は鉄道…の筈ですが、色々巻き込んで、建物チームや自動車チームが組織されているらしく、かなりパワーアップしているようです。あの、日高さんのモノレールもフルスペックで見られるチャンス!


JAM 第15回、 国際鉄道模型コンベンション
Japan Association of Model Railroaders

・開催日:2014年8月22日(金)〜24日(土)
・場所:東京ビッグサイト 東館 第4ホール

国鉄 キハ58とキハ65…とか。

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設計だけは1箇月前に出来ていたのですが、梅田の準備とか色々バタバタしているうちに発表する機会を逸していました。都会の電車ばかり作っていたら、急に故郷のローカル線を走っていた気動車急行を思い出してしまって…現実逃避という話もありますが。

まぁ、JAMまであと1週間足らずですし、今更じたばたしても仕方が無い…というか、やる事も無いので、そこそこ熱いうちに来年のJAM用に色々計画だけでも立てておこうかと…。

先の30000系と同じく最初からHG&凸隠し仕様で考えてみましたが、旧設計のキハ35系と混在させても意外に違和感が無いですね。



最終的にはキハ28やキロ28を加えた急行編成を目標として、取り敢えず…

(1)客用ドア表現の違い(引き戸と折戸)
(2)屋根表現の違い(張り上げ屋根と通常屋根)
(3)客用窓表現の違い(一段上昇式と上段下降・下段上昇式)
(4)エンジンの違い
(5)塗り分けの違い

…の表現が可能かどうかを検証する意味で、キハ58とキハ65を作ってみました。



キハ65の窓は以前作成した165系と同じ表現でいいとして、キハ58の一段上昇式をどうするか…と、頭で考えてもなかなか回答が出て来ません。

該当するクリアパーツも無いし…とか、つべこべ言わずに適当なブロック積めば何とかなるものです。困った時の1x2クリアブロックに1x1ブロックが各1個、1x2プレートと1x1プレートが各2個…と、1枚の硝子を表現するのにえらくコストが掛かるっぽいですが、なんか、結構イイ感じです。

窓廻りの赤帯は、実車に倣ってキハ65よりも上端を1プレート低くしてあります。これで、165系や113系と並べても矛盾は無い筈です。



キハ58(左)の顔は、パノラミックウィンドウの後期型を想定しているので、キハ65(右)と基本寸法は同じです。

この微妙な後退角!(笑)…113系では0.5ブロック(=1.25プレート)分の後退でしたが、今回は0.5プレートという、絶妙な後退角にしてみました。この差分のしわ寄せは屋根に来てしまうので、いつも吸収させるのに苦労しますが、なんとか問題無く隙間無し仕様で。

運転席窓周辺を囲む赤い塗り分けは、乗務員ドア(窓)の横組と組み合わせて、エッジにRがついているように見える細かい配慮をしてみましたがどうでしょう。

客用扉は、引き戸であるキハ58(左)は0.5プレートの凹み、折戸であるキハ65(右)は0.5ブロック(=1.25プレート)の凹みとして差を付けてあります。

ステップ部分は台車側マウントです。上記5項目にはありませんが、台車の違い(コイルばねと空気ばね)も簡単に表現してあります。



こだわりの床下機器(笑)…これがやりたくて作った、とも言えます。

奥が横置きのDMH17Hエンジンを2機積んだキハ58。シリンダーヘッドと反対側の狭いスペースにそれぞれ燃料タンクがあり、そのセットが車体中心に対して点対称に配置されています。中央にあるのはラジエーター。エンジンは一見4気筒に見えますが、実物も2気筒で1ブロックに見える構造になっています。DMHの「H」は8気筒という意味です。

スペースが無いので、燃料タンクはエンジンと一体に作ってありますが、外観上は問題無いと思います。細かい機器は省略していますが、ツメツメ。こうやって見ると、2エンジン車に発電機を積めない理由が分かります。

手前は水平対向12気筒のDML30HSDエンジンを積んだキハ65。こちらのエンジンは1気筒1ブロックに見える構造なのですが、1機エンジンとはいえ、12気筒全部を表現するスペースは無いので、省略した表現にしてあります。

燃料タンクは横置き、その後方には発電機があります。勿論、キハ28に代わってキハ58にも給電可能です。



真夏のクソ暑い日に限ってこういう編成がやって来たりするんですよね〜(笑)。迷わず冷房付きのキハ58に飛び乗ったら…あれっ? …冷房効いてないやん!

発電機の無いキハ58だけでは、屋根に乗ってるクーラーは只の死重にしかなってないのです。

まぁ、今だったら、窓を全開に出来るので、却って嬉しいかも知れませんけどね。

※キハ35のエンジン、こちら側はクランクケース側なので、シリンダーヘッドは見えない筈…なので間違いです。以前の記事中画像も同様です…すみません。



最終的にはキロ28を加えたキハ58系&キハ65で編成を組んだ急行列車にしてみたいのですが、気動車の醍醐味はゴジャ混ぜデコボコ編成にありますね。

好きな輛数にアレンジ出来るので、曲線抵抗が大きくてパワーが厳しい時や、電池が減って来た時でもすぐに減車出来ますしね(笑)。

2014 JAM 撤収作業の記録…

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2014年8月24日16時49分…終了11分前。運転の終わった車輌から順次、各々レイアウト上から撤去が始まっていたのです。

そして、17時ちょうど、終了の場内放送と同時に、大きな拍手がわき起こる…今年も成功した証ですね。関山さんから簡単な説明があり、速やかに撤収開始です。

今回は趣向を変えて、撤収風景から遡りながらアップしていきます。



17時12分、既に中央駅セクションの車輌とレールが全て撤去されています。



今年一番の美しい撤収風景(笑)



17時13分、え〜!…今年も片岡さんの駅、解体しちゃうんですか〜?w 勿体ないけど…快感でもあり(笑)



17時14分…AWAZOさんのレイアウト、モジュールに分割中。



大量のクルマ達も、壊れないように要領良く纏められていきます。



17時15分…斜張橋の分割が始まっていました。



工業地帯もユニットごとに分けられています。事前のジップロック準備やら、皆さん要領がいいです。



提供者ごとの分別に注意しながら、本線敷設の9Vレールの撤去が始まっています。次回のイベントも踏まえて、梱包の仕方に一工夫あります。



17時16分…バックヤードの作業台に、配線と9Vコントローラーが集められていました。その奥では、車輌の梱包が行われています。



先にスペースの空いた中央駅ヤード跡に、本島にあった街の建物が集められ、梱包されていきます。ここまで約17分(早い!)…



17時49分…ホンモノのJRコンテナ!キタ〜!w

※JRコンテナはイベントの出し物ではありません。Lゲージブースの搬出用でもありません。別の出展者様の搬出用だと思いますが、鉄道模型イベントだけあって、疲れたカラダへのさり気ない清涼剤…最後までなかなかのサプライズです。



レゴスケールの振子気動車(隼さん制作)と1/1スケールのJRコンテナ(笑)



18時27分…梱包された荷物を会場から運び出します。本線他のメインの荷物はハイエースで、…え〜と、このBMWは(笑)…勿論、他イベントの展示物ではありません(笑)。


これだけの規模にもかかわらず、会場からの搬出完了まで2時間かかっていないのですね!…早い!

クルマ組はそのまま会場を後にする事もあり、これにて解散。全体の反省会(&打ち上げ)は後日…との事です。その後、電車組で都合の付く方が集まって簡単なお食事会に。お疲れさまでした。
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