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Channel: お座敷都市開発
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姫路市営モノレールに日高式を組み込んでみた…CADですが。

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オリジナルに拘って無駄に燃焼するよりも、洗練された優れたシステムに倣え…と、自分の引き出しを豊かにする意味も兼ねて、日高さんのモノレールシステムを組み込んでみました。

最終的目標はフルスケール版に…と思っていたのですが、このショーティさ加減で結構満足してしまいそうです。

なるべく元のシステムを活かす方向で、裾の逆スロープはオミットしていますが、案外イメージを崩してしないような気じがします。



中の人を取り出してみました。CADなので宙に浮いている所はご愛嬌です。

機構部分の作り方は、youtubeにアップされている「How to make Lego Monorail 2」↓を参考にしています。

http://www.youtube.com/watch?v=grslCSZkfnI

手持ちのパーツだけで作れそうな、洗練された構造で、色々な車体を作って気軽に遊びたくなるくらいに敷居は低そうです。



分かり易いようにモーターを避けてみました。モーターからの回転を、減速無しでタイヤに伝える構造です。

縦軸の上下動(遊び)を抑える為に、モーター軸にブッシュを加えているのと、モーター軸の先端支持パーツを変更している以外は、ほぼオリジナルのままです。



先頭車をひっくり返してみました。レールに沿って車体を走らせる為のシンプルなガイドポストが、1輛あたり4本あります。ヒレのような足は、デザインだけのダミーです。

受信機とバッテリーは、次位の車輌に搭載しているので、貫通路のある100形を2輛背中合わせにして配線を通す想定です。受信機のチャンネル切り替えは、貫通路から切り替え&確認が出来るようになっています。

必然的に3輛目、あるいは先頭が両運転台の200形になってしまい、100形の中間に200形を挟んだマニア好みの編成は出来ないですね(笑)。

最後に、ホームページ掲載にあたり、快諾頂いた日高さんに感謝します!

117系の修正とパーツリスト作成…

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車輌断面を他の国鉄型車輌に合わせるべく、前回のCADデータを修正しました。車高を1プレート低くして、存在しないパーツ(笑)をチェックの上、現実的な組み方に置き換えています。窓下の茶帯を1プロックから2プレートに変更したので、パーツ構成が細かくなってしまいました。

2プレートの茶帯と、ヘッドライト付近の辻褄をどう合わせるかがキモでした。実車は乗務員ドアから前に行くほど、微妙に太くなっているのですが、1プレートの段差を付ける程ではありません。

ここはタイフォンの出っ張りと合わせて考える必要があります…云々。

デッキの無い近郊型車輌にも関わらず、貫通扉を付け忘れていたので追加…まぁ、編成にした時にはほとんど見えないのですけど。



客用ドアに使っているトレイン窓の供給が無くならないうちに実物を作っておかないと後悔しそうです。他のパーツ供給のバランスから言っても、今しか無い感じですし…本当かな。

無駄を極力排除する意味では、CADは強力なツールです。そこそこ手間は掛かりますが、パーツリスト作成と同時に、コスト的な事も考慮しながら最適化していきます。

こういった作業をしていると、製品化しているみたいな錯覚に陥ります(やった事ありませんがw)…というか、インストも自動生成出来ますので、1個限定のセットを作っている…とも言えますね。

4輌編成で…137種類、総計1804個のパーツになるので、製品だとそこそこの大型セットですね。コストが許せば6輌フル編成にしてみたいものです。

CADでのモデリングは、このアプリケーションでしか出来ない技法だけに捕われそうなイメージを持っていましたが、実物のブロックで試行錯誤するのと比較して、単純に物理的な制約から解放されるメリットだけがプラスされるような気がします。使い慣れれば実際にブロックを積むよりも遥かに早く、中間に挟まったブロックの削除とか、車内の内側から修正とか(笑)…実際の作業ではかなりの戻り手になるような事も瞬時に出来る…等、独特の使い勝手の良さがあります。

デメリットは、実際には組めない組み方になる場合が出て来る事です。「これはCADに頼り過ぎたな…フフw」みたいな箇所が、テクニックの製品でもありましたからね〜。

713系…CADですが。

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実車は4編成8輛しか作られませんでしたが、短編成で小気味良く駆けていくような魅力のある題材なので、いつかは作りたい…と思っていました。

CADだけの手抜きビルダーと言われないうちに(笑)何か大物を一つ…と、117系制作用のパーツを集めているのですが、キモになるパーツ…比較的高価なセットである#10220に、たった2つしか入っていない、タンの1x2x3トレイン窓(%4035)…が纏めて手に入りそうなので、それをネタに妄想展開…と、真っ先に思い出したのでした。

タンの客室窓は、#10194(Emerald Night)にいっぱい入っているみたいなので…まぁ、未開封ですけど。…まぁ、何処に積んであるのか分からないですけど。…CADでは硝子に入っている桟のモールドが表示されませんね。何故かな…?



今回は前面窓硝子に後退角を付けてみました。

いわゆる半ポッチずらしを使った方法を、先のクモヤ791-1で使いましたが、レゴトレイン界で積み上げられた表現方法に少し手を加えた格好です。

153系を起源とする、いわゆる東海型から発展した国鉄近郊型の前面デザインは、流線型でもなく、まったくの四角でも無い…レゴにとっては苦手な造形なのですが、レゴトレインでは既に色々な表現方法で模型化されています。

密度感は出るものの、小さなモデルではやや荒々しく見えてしまう積分系の弱点を、ベクトル系の技法で少し補うだけで、微妙に丸みがあるイメージに脳内変換されると感じるのですが、いかがでしょうか。



車輌が変われば、同じ高架モデルも佐賀駅周辺に見えてきます。ちょっと遊び心で付けた、車輪止めの黄色が、案外アクセントとして効いています。



交流用車輌の屋根は考えているだけで楽しいです。機器に加えて、屋根を這う配線も加えてみました。実車の資料を見ると、実に6幅アレンジがし易いレイアウトになっています。小運転に向く2輛単位の編成といい、レゴトレインビルダーに優しい電車なのかも知れません。



2編成併結…といっても、合計4輌ですから、おサイフにも優しい(笑)…。



ただ、先頭車同士の連結だと、ヘッドライト横の手摺が標準のカーブレール上で干渉しそうなので、マグネットを1つ入れてやらないといけない感じです。まぁ、手摺は付けない方がスッキリするのですが、今回はHG仕様と言う事で…。

ガスタービン電源制御車半室案(急行電車仕様)

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前回掲載の713系のお返しを、関山さんにダブルで頂いてしまいましたので、やはりここは調子を合わせて…更に濃いモノをお返ししないと失礼と言うものです。

「クハ153低運転台のテスト」は新旧の比較がとても参考になりましたが、「471系試作中…」は、475系を制作予定に入れていただけに、ちょっと黙っておれませんよ(笑)。こうなったら、直流電化区間から交流電化区間へ乗り入れた471系を、架線の無い非電化路線へ引き摺り込んでしまいましょう。

幻の国鉄車輌(JTBパブリッシング)p144に掲載されている、ガスタービンで発電した電力を電車に供給して非電化路線に乗り入れる…といった構想の具体案の一つで、実際の図面は、クハ455に似た国鉄顔の両運転台車、よく見ると車体断面は特急型、客室窓も485系等の特急型に準拠した作りになっています。オデコの表示幕もありません。

他にクハ455の床下に発電機一式を積む…という案も紹介されているので、471系に絡むならコレでもいいのですが、見た目はクハ455そのままなので…何と言うか…怪しさが足りないというか(笑)ここはやはり前者の方が趣味的にも魅力的です。客室を急行型にアレンジしても、特急型よりも説得力が減退する…という事は無いと思いますし。

基本寸法や窓割は、図面になるべく忠実に。顔は471系を意識してオデコの表示幕も付けています。713系では、塗り分けの関係で下げていたテールライトを1プレート上げて、ヘッドライトの内側にタイフォンを追加…まぁ、このまま471系(475系)に使えるデザインという事です。

客室は、特急型の固定窓でも面白いかな…と、一旦それで完成させましたが、妙にタンの面積が多くなってしまうので、ユニットサッシに見立てたトレイン窓に変更しました。


反対側の図面は掲載されていなかったので、平面図を見ながら推測して作っています。こちら側の発電エリアは通路になっているので、インテークを無くして、代わりにモニタ窓を1組追加。どちらのエンドが編成の内側になっても、通り抜け出来る構造のようです。

床下も略図だったので、クハを参考に推測で。燃費が悪そうなガスタービンの為に、大きめの燃料タンクは必修ですね。目立つように色を変えてみました。クハ抜きの編成に組み入れる事も想定して、コンプレッサーも積んでおきました。電動車じゃ無いのに、床下は機器でギッシリです。

クヤ593-1…なのか?(ガスタービン電源制御車全室案)

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前回の流れのまま、今度は客室の無いガスタービン電源制御車全室案を、アレンジ無しでレゴ化てみました。テキスト(笑)p143の一番下に掲載されている図面です。

全長15m弱の両運転台車ですが、顔がなんと、クモヤ495と同じ!…用途は半室案と同じく、電車に連結してそのまま非電化路線に連れて行くという物です。

形は図面をそのまま作ればいいのですが、問題は色。特急だと485系、急行だと475系あたりと併結するのしょうけど、何に合わせたら良いものやら…。上位互換という事で、特急色が妥当のような気もしますが、客窓が無い上に両運転台…おまけに顔は超ユニークなクモヤ495。車体断面は特急でも急行でも無く、そもそも裾絞りがありません…あぁ、サッパリ想像出来ません。

電源供給は直流でしょうから、153系や165系と連結される可能性もあります。湘南色?…う〜んw。

実際の運用に就く前に、じっくりと試験されるでしょうから、ここは素直にクモヤ791と同じ試作カラーにしておきました。顔のデザインが違うので、警戒色の位置が違いますが、まぁ、こんなもんでしょう…窓が少ないので、赤がまた違った感じに見えますね。


例によって反対側の側面図はありませんので、なるべく理屈が通るように…想像で。よく調べると、前回の半室案と共通部分が多く、タービン室はほぼ同じ。全長が短くなった煽りで、制御機器は反対エンド側の室内へ移されています。エアタンクくらいは床下に残したかな…と思い、付けておきました。

実際には計画だけで終わった幻の車輌ですが、不明点だらけの図面でも、他との関連性や時代背景…等々筋を通していくと案外到達点は決まっていたりします。

ガスタービン電源を搭載した車輌…という形式上のカテゴリーは無いし、新たに起こされるとも思えないので、ブルートレインの電源車のように事業用車扱いで「ヤ」(厳密には事業用>職用車)になるのでしょうね。続く数字は…交流、直流共に運用されるという意味では交直両用が濃厚…クヤ490はこの車輌の作図時点(昭和48年)では既に使われていましたし、続番にする関連性も無いので、今までに無い特殊用途…という意味でも百位は「5」が使われたかも知れませんね。振子試験車の591系に「クヤ」は存在しませんが、まぁ、レゴで先に作ってしまったと言う事もあるので(笑)次の番号で…、命名、クヤ593-1。

クハ111(横須賀色)

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特急型のように、客室窓を適当に間引いても全体の印象が大きく変わらない車輌と違い、近郊型3扉車というのは、地味ながら結構難しい題材だったりします。

4扉の103系は、何故か扉1つ分省略しても…これまた印象が大きく変わる、という物ではありませんでした。個人的なイメージかも知れませんが、113系を印象付けているのは、両開きの扉が3つ並んでいる所なのかな…と思っています。

逆に言えば、扉さえ3つあれば、客室窓が適当でも113系に見える…かな?…と、ある時、以前考えた3扉アレンジの103系にそのまま713系のお面をくっ付ければ113系じゃん(笑)…と、ササっと考えてみたのがコレです。

…なんだ、客室窓は、高価なトレイン窓を使わなくても結構それらしく見えるじゃん。車端部の窓割りも、実車が3扉だけに103系のような余りが出ずに辻褄が合っています。40ポッチ長と3扉近郊型は結構相性が良いのですね。


まぁ、実際にはお面をポン付けしただけでは無くて、タイフォンやテールライト内側の手摺等を動かしています。

湘南色は鬼門ですから(笑)実現可能という条件下でのプライオリティー最上位は、言うまでも無くスカ色でしょう。まぁ、タンは117系用に手配中のパーツを含めると問題無いとして、濃青が意外にパーツ揃っているんですね。この色の場合、1x1横2方向ポッチパーツは、普通のテールライトパーツに差し替えが必要ですが、頑張れば作れそうな感じです。普通の青ならもっと簡単です。

ドア用のトレイン窓は、予備で多めに買っているので4輛は作れます。手持ちの分も合わせると、グリーン車もギリギリ出来そう。…その場合、クハのタイフォンカバーの位置を下方に移動したり、ATC仕様にしなければいけないのかな…関東の車輌は、あまり詳しくないのですけれど。


後方から見てもまぁ、見慣れたクハ111に見えますね。1500番台あたりを参考にしていますが、貫通扉はステンレス以前の仕様かも知れません。灰緑の扉がチラっと見える方が萌えるんですけど、窓がね…。

113系はパーツ的にも、技術的にも敷居が高いと思っていました。少なくとも、レゴ復帰直後の10年前では雲の上です。CADですが、カタチにしてみると、中ボス辺りを攻略して、少しは怖いものが減った気分です。モヤモヤした霧が少しは晴れたような感じでしょうか。まだ、湘南色153系や583系あたりの最終ボスには遠い気はしますが、一つの区切りにはなったかな。

京阪3000系(初代)テレビカー

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今年の春、京阪から遂に引退しちゃったのですね、旧3000系…。窓パーツに頼らないビルドの習作として、中間車だけのつもりだったのですが、思い出の多い電車だったので…ついつい夢中になって1編成作ってしまいました。



JAMの時に持って行ったサロ153-900番台(サロ110-900番台)のように、1x2クリアブロック順組で簡単に作る事も出来るのですが、もっと大人のホビーとして楽しめる表現が無いものか…と、色々考えてみました。

高価なトレイン窓を大人買いして、力技で長編成に仕立てるのとは違った、もっとミニマルな「作る」を味わおう…といったアプローチです。今回は意地でもトレイン窓を含む、窓パーツは使わないルールで。大人の余裕のような言い方ですが、実際は修行のような鬼ビルド(笑)。



説明しにくいので…三枚おろしにしてみました(笑)。

一番手前のグループは、車体とはポッチで接続されていないユニット群です。鍵状、あるいはコの字になっているので、スポっとはめて、最後に屋根で押さえると、抜け落ちる事はありません。



さらに狭窓間の細い柱にあたるユニットを取り出してみました。内蔵部分(笑)は、外から見えにくくする為に黒ブロックで組んであります。

2ポッチ=5プレートの法則が基本ですが、1プレート単位で送られている窓は、車体側のポッチと一致しないので、ポッチ接続をしないはめ込み技が必要になってきます。

窓間の柱は3方向から押さえつけられていて、本当は全部をまとめて接続する必要はありません。必要の無いブロックを抜いてもっと軽量化する事は出来ると思いますが、その辺は実際にブロックで組んで、強度と相談しながら、いわゆるアンコ抜きをしていく事になります。

…ただ、まとまったスペースを捻出する事は出来ないので、PFシステムで動力化する事は不可能です。



3ポッチ幅の客用ドアを何とかする、というのも今回の目標です。1x2x2クリアパネルを使うと、残りの1ポッチを左右に振り分ける事になります。ブラケットの薄い部分が0.5プレートなので、これを利用して1プレートと1.5プレートに割り振っています。

1x2x2の窓枠を使うと、もっと奇麗に納める方法があるのですが、今回は使用禁止です…まぁ、そもそも黄色が存在しないですけど…。

顔は普通に順組でも良かったのですが、パノラミックウィンドウのガラスが、少しだけ内側に凹んでいるのを表現したかったので、貫通扉と乗務員扉を巻き込んで横組ユニットにして、腰板部分に少しだけ角度を付けてみました。

…因に、鳩マーク(蝶ですがw)は今の所、白は生産されていないようです。オデコのカーブスロープも、生産されるまでポチスロ代用ですね。



取り敢えず、3000(Mc)+3100(M)+3500(Tc)の3輌ですが、内蔵がギッシりテンコ盛りな関係でPF機器を搭載するスペースがありません。一時期あった8000系のT車(8500形8550番台)を組み込んで、そこに機器を搭載するか、…やっぱりダブルデッカーを作るか…ちょっと楽しい悩みではあります。

狭窓ズラリの車輌は上品でいいです。国鉄20m級よりも短い車体なので、ほぼスケール通りの全長38ポッチにしましたが、713系やクハ111よりも長く見えますね。

立命祭レゴトレイン展示(1日目)

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2013年11月2日(土)〜3日(日)立命館大学びわこ草津キャンパスの学園祭に出掛けてきました。

お目当ては、JAMでもご一緒させて頂いたmazta-kさんからお誘いを頂いた、鉄道研究会のレゴトレイン走行&展示です。

1日目に到着した時点では、まだ関山さん他の東京組が到着していなかったので、持参したED500&77の試作機関車を走らせる事にしました。旧RC動力の牽引力テストをしたかったので、予め連絡を入れて貨車をお借りする事になっていました。

勾配と急カーブという、走行抵抗の原因になる要素が無いので、非力なRCでも10輛以上の貨車でも全く問題無く牽引出来ます。本線は曲線半径が大きい&カント付きなので、フルノッチで走らせても遠心力で脱線という事はありません。



薬師山さんのN30戸袋無し低運転台103系、なんと関西バージョンのライムカラー!…関山さんのブログコメントで持参されるのは知っていましたが、まさか編成で完成させて来られるとは。

トレイン窓に頼らなくてもここまで出来る…という意味で、今回一番インパクトがありました。CADで検討した時に、単調な窓割りと、あっさりした前面デザインは、下手すれば大味になるのかな…と、制作を躊躇していたのですが、うまいバランスで纏められて来ました。

緩やかな大曲線をスケールスピードで走る103系を見ていると、街の風景が思い浮かんで来るから不思議です。それだけ、脳内にある103系の記憶をリアルに呼び起こしてくれるだけの力がある…という事なのでしょうね。



awazoさん作の完全自動踏切。センサー動作で、(1)列車接近→(2)赤色灯点滅、左レーン遮断棒締切→(3)右レーン遮断棒締切→(4)列車通過→(5)赤色灯消灯、遮断棒解放 …と、一連の動作が自動で行われます。

この動作デモに、来場した子供が入れ食い状態でした(笑)。…まぁ、大人もですけど(笑)。



mazta-kさんの新作、225系。特徴的なツリ目のヘッドライトにLEDが仕込んであって、走行シーンがとてもリアルで魅力的。客扉を2ポッチ幅にして、フルスケールにしなくてもちゃんと3扉になっています。窓割り優先の成功例ですね。



関山さんの関西急電色の80系。153系ブルーライナーも持参されて、まさかこんなに早く、歴代新快速が揃ってしまうとは…恐るべし、今年のレゴトレイン!

117系…早く作らないと。

立命祭レゴトレイン展示(2日目)

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一般公開前の時間を利用して、欧州型フル編成の高速運転を堪能しました。

俯瞰で見ると、Nゲージくらいの大きさかと錯覚してしまいますが、普通に6幅トレインです。速度が上がると、重量感が増してさらに迫力があります。TGV10輌フル編成が、mazta-kさん新作のDB近郊型電車と離合中。




taizoonさん作の485系とmazta-kさん作の683系、新旧北陸特急フル編成!…新疋田ループ線を俯瞰撮影しているようなダイナミックな眺めです。

ショートスケールでも、長編成だとこんなに迫力あるシーンが展開されるのですね。双方、インテリア&ライト点灯が標準装備…という、とても密度の高い作品です。

来場の女性グループが、485系の内装に魅入っておられたのが印象に残っています。トレイン作品も、インテリア付き食堂車の組み込みとかになると、ドールハウス的な要素があって、一般女性ウケが結構良いのですね。



高速列車同士の多重衝突事故シーン…結構えらい事になります。インストのあるオフシャルモデルでも、壊れ方によっては修復に結構時間を要しました。

主催者様はあまり出したくないシーンでしょうが、一般公開前の高速テスト走行の参考として掲載しておきます。

開催直前にレイアウト変更があったようで、その煽りでどうしても脱線しやすい場所ができてしまった…との事です。カント付き緩曲線自体には大きな問題は無かったようです。

全体的には、引き揚げ線、留置線や、編成全体を反転出来るデルタ線の導入など、とても運営しやすいレイアウトだったと思います。

山陽電鉄クハ3600(旧カラー・非冷房時代)

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また地味な電車を…(笑)ですが、色々繋がりなのです。

最近、レゴトレイン界隈では、京阪間を皮切りにだんだん西へ移動して京阪神ネタが流行している感じですが、阪急まで広がったその線路上をもっともっと西へ移動して、折角なので姫路や網干とかの終端まで行ってしまえ…というのが一つ。まぁ、自分の生まれ故郷に近い…というのもあります。

もう一つは、国鉄の新湘南顔繋がり…という事です。レゴの技法の事ではありません。…???な感じですが、この車輌の前面硝子は、153系高運車のパノラミックウィンドウと同じ寸法の硝子を使っている、という意外な事実。

ヘッドライトや標識灯の位置で、これだけ地味な顔…いやいや(笑)印象の異なる顔つきになるという面白さもあって、作ってみました。



顔部分の拡大図…まぁ、基本的にクハ111等の応用ですが、運転席の窓より下に灯火類が全く無いので、車体裾まで後退角を付けています。特にヘッドライトのある面に後退角を付けると、光軸がアサッテの方向を向いて微妙にヘンな人になってしまうので、私的には基本的にNGなのです。そういう意味ではこの顔は都合がいいです。地味ですけど。

標識灯の位置がオデコの端っこという、意地悪な位置にありますが、まぁ、何とかそれらしく見えるでしょうか。現在は貫通扉に列車種別と行き先表示のそれぞれ小さな表示器がありますが、最初期のサボ式にしてみました。

ドアはわざわざタンのトレイン窓を使っていますが、クリアブロック横組でも何とかなる筈です。実車の客用窓は2段窓ですが、保護手摺を入れて、それらしい雰囲気が出るかな?…という実験的な試み。単純に2x1クリアブロックを2段に積んでもいいと思います。



山陽電鉄って、関西の私鉄の中ではあまり目立たないのですが、海沿いの高台から明石海峡大橋が見えたり、小さな漁港のある街や、工業地帯、意外にもトンネルが2カ所あったりして、なかなか味わい深い沿線風景が楽しめます。今では、姫路から阪神梅田まで直通特急が走っていますし、相互乗り入れをしている阪神電鉄の車輌を使って、近鉄の奈良まで団体列車を走らせた実績もあるとか。

それにしても3000系、初期の車輌って、既に車齢50年近いんですね!…カラーリングが変更になったり、車内もリニューアルされているようですが、あまり古い感じがしないんですよね…というか、最初からそこにあっても気にならないような地味さ加減だったので、いつまで経っても古さを感じさせないというか…そんな味のある電車なのです。

湘南色プロジェクト…国鉄113系(0'番台、サロ110、サロ112)

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来年のレゴ社公式製品の中に、緑の%11477(カーブスロープ2x1)が含まれているとか。…まぁ、きっかけはそんな所です。小さな事のようで、国鉄型トレインビルダーにとっては結構大きいのです。

このパーツによって、湘南色のクハ111が、他の湘南色形式(153系・165系等はオレンジ帯の幅が狭い)と矛盾する事無く作れるようになるのです…まぁ、その「他の形式」自体が作れるかどうかは別として(笑)設定は奥深く、将来性は地平線の向こうに見えないくらいの方がいいのです。

あと、以前CADで発表したスカ色のクハ111を、トレイン窓供給無しの環境で湘南色化する…という宿題は、京阪3000系を作った事によって目安が立ち、さらに、客用ドア間の客室窓は単にクリアブロックを積んだだけでは無く、もっとリアルに見せられるのではないか?…という追求を行うきっかけにもなったわけです。

レゴトレインビルダーが改良を重ねて来た「新湘南顔」の前面表現も含め、今年の集大成として、この「湘南色プロジェクト」を始動させましょう。

まだCADの段階ですが、湘南色のサロにグリーン車の等級帯が入るとか、ワクワクして夜も眠れなくなってしまいますよ。



クハ111(0'番台:新製冷房車)。この形式を克服しなければどうにもなりません。1号車に組み込む事を想定しています。おおまかな編成イメージとして、1970年代後半の京阪神快速を目指していますが、色々脱線小ネタが入って来るかも知れません。

まずはオレンジと緑のパーツにどのような種類が供給されているか確認する所から…トレイン窓が供給されていない事は最初から分かっていましたが、運転席窓の後退角に使う予定だったヒンジすら無いのですね。これは厳しいスタートです。

国鉄型を作る時は「硝子のある所は極力無色透明パーツを入れる」という厳し目の自分ルールがあるので、1x1丸ブロックの融通というか、隙間を使う方法で運転席窓の後退角とその直後の小窓を処理しています。

オデコの組み方は、塗り分けに直結してしまいます。今迄のようにカーブスロープ3x1を使ってしまうと、幕板部分の緑ラインが1プレート下がってしまいます。側面のクリーム帯が狭いスカ色であっても、オデコの塗り分けは一段高くなって湘南色と同じなので、ここは妥協したく無いところです。

パーツの関係やら、まだ見ぬ他形式との相対的な塗り分け位置やらで、かなり組み方が変わってしまいましたが、結果的には、ちょっと凛々しく角張って113系っぽくなったのではないかと思います。

窓割りに関しては、客用ドア2スタッド×2、車端部6スタッド、ドア間8スタッド…というバランスは崩したくありませんので、賢い主婦宜しくその厳しい条件の中でうまくやり繰りした結果がこの結果…戸袋窓を含めて実車の通りです。窓間にちゃんと車体色を入れる事が出来たので、アルミサッシの桟を入れても違和感が無くなりました。

ここまで忠実にやると、シートピッチ拡大車の2000番台との区別に対して光が見えて来ます。自分を更に苦しめる…という言い方も出来ますが。



クハ111(トイレ側)…トイレの換気窓は開ける方向で(笑)。水タンクはFRP製、汚物タンクは近年のタイプですが、関西の113系にグリーン車が組み込まれていた時代だと、古いタイプか、タレ流し管の方が似合っているかも知れません。電照式の方向幕も無かった筈ですし。

こちらサイドの乗務員ドアは、助手席側なので、あと1スタッド前に出して、直後の客用狭窓を表現したかったのですが、構造上、後退角を表現する為の1x1丸ブロックを外せなかったのでどうにもなりませんでした。唯一の妥協点です。もう少し頑張れば何とかなりそうな気もしますが、現段階ではアイデアが出て来ません。



モハ112(奥)と、モハ113(手前)…画像左が下り(偶数)向きで、2号車と3号車の設定。共に0'番台(新製冷房車)

モハ112のMGで1号車のクハ111、当モハのユニットと、後述の4号車であるサロへの冷房用電源を給電…という設定です。サロが入るので、このグループに上り側のクハは無しです。

コンプレッサー等の小物は、以前から作っていたデータの使い廻しですが、モハ113の主抵抗器は、他の番台区分で、隣に大きめの機器が来る事があるので、2スタッド幅を詰めて設計変更しています。ついでに、中央の空気取り入れ口にグリルを入れてディティールアップです。放置中の117系もこういった細かい部分を、新標準品に換装しなければ…と、またスケジュールが遅れる原因が次々と…。



サロ110(奥)と、サロ112(手前)…画像左が下り(偶数)向きです。気分によって4号車にどちらかが入る設定です。京阪神の快速には、東海道本線東京口編成のようにサロが2輌入る事はありませんが、代わりに次の5号車には、クハ111が、顔をこちらに向けて連結(下り向き)されるので、これはこれで萌え要素です。

狭窓がズラリと並ぶサロ110もいいけど、急行形の雰囲気を残す下降窓のサロ112も捨て難い。どちらもいい車輌です。

サロ112の窓は、横組にして1プレート天地方向を詰める方がいいような気もしますが、運転環境による牽引力不足を補う…という意味の保険としてPFのバッテリーを納めるスペースを確保しておきたいので、素直に順組で。濃青のサンバイザーが結構良いアクセントになります。機器を積まない場合は、インテリアをフルに作り込む事が出来ます。

両形式とも床下の水タンクは、古い鉄缶タイプ。FRPと違って、古くなるとボコボコになって味が出て来るやつです(笑)。冷房搭載編成に組み込むので、電源はモハ112から一括供給される設定です。よって、MGは撤去した姿です。



クハ111(奥)と、サロ110(手前)の屋根を外したところです。

サロは基本的に京阪3000系の応用ですが、クハの窓割りはこの技術が無ければありえなかった表現方法です。普通車(クハ、モハ)のこの番台区分と、サロ110はPF機器を搭載するスペースはありませんが、横から見た時に、窓は向こう側が透けて見える構造になっています。

9Vは導入する気ゼロです。あくまでも編成中の何処かにPF機器を搭載する強気な姿勢ですが、さて、そんなスペースを捻出する事は出来るのかなw?…勿論、外観を犠牲にするつもりはありません。



分かったような分からないような分解図(笑)。一番左の車体は、屋根を取り付けた時にブロック同士が公式な方法で繋がっている部分です。

一番右の窓仕切りは、カタマリごとに接続してありますが、もう少しアンコ抜きしても強度は確保出来ると思います。



上と同じデータの角度違い。あくまでも現在入手可能なパーツ(近日発売予定を含む)で作り上げる事が出来る筈です。因に、この記事で紹介した5輌で3,294ピース。多少は要領良くなったので、少なく済んだ…?

…つづく。

湘南色プロジェクト…国鉄113系(2000番台)

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地上での使用(地下線内では無い)、暖地向き基本番台のシートピッチ拡大車、2000番台も作ってみました。前記事の京阪神快速編成の続きで、5号車〜8号車までに組み込む設定です。

113系の面白さは、多様なバリエーションにあると思うのですが、細かい部分をなるべく省略しないで再現性を高めると、こういった違いを表現出来るので楽しみが広がります。今回の湘南色プロジェクトは、窓割と床下機器に拘ってみました。



下り(偶数)向きのクハ111・2000番台です。前回記事のサロの次、5号車に組み入れる設定です。

基本番台との違いは、客用扉間にある2つの窓の間が1プレート広がっていて、一番後ろの戸袋窓次位にあった客用狭窓が無くなっています。運転台の無い連結面から、客用窓までが少し広くなっているのも特徴なので、1スタッド増やしています。

床下に目をやると、0'番台では車輌幅方向に対してセンターにあったコンプレッサーが、左にオフセットされて側面に出て来ています。V字になったピストンと、進行方向に対して横置きのモーターまでは表現しています。鉄アングルで出来た枠まで表現出来るともっとC-1000っぽくなるのですが…。

あ、そうそう、ついでに補足しておきますが、前記事の0'番台では、モーターが進行方向に配置されている大容量タイプのC-2000コンプレッサーを取り付けていますが、間違いです。…まぁ、ほとんど見えてないですけど。



反対のトイレ側です。トイレを含む後端連結面からドアまでの窓配置が左右で異なるので、特にスタッドで固定されていない客用狭窓は、左右で接続出来ないので片持ちにしなければならず、固定方法を考えるのにちょっと難儀しました。

床下機器では、エアタンクと一体になった箱型のブレーキ制御装置は、0'番台には無い特徴だと思います。



モハ112・2000番台(奥)とモハ113・2000番台(手前)です。画像左が下り(偶数)側です。6、7号車になります。

窓割の特徴はクハと同じで、0'番台よりも少しゆったりして見えます。…まぁ、ほとんどの人は気が付かないと思いますけど。

モハ112は、クハと同じくコンプレッサーはオフセットして取り付けられています。この下り側には、クハと同じタイプの大柄なブレーキ制御装置が付いているのですが、流石にスペースが足りないので省略です。この車輌、省略しにくい特徴のある機器ばかり並んでいるので困りますよ。MGは冷房用電源供給が考慮された大容量タイプで、これについては最初から冷房付きで落成した0'番台も同じです。

モハ113の主抵抗器上り側にも、0'番台には無かった件の大柄な一体型ブレーキ制御装置が付いています。コレがあるが為に、今回、わざわざ主抵抗器の設計を変更せざるを得なくなり、その影響は、117系にまで及ぶ…という、面倒臭い事になってしまいました。国鉄型はこういう所が楽しくもあり、面倒な所でもありますね。これでも、この間にある箱型の機器は1つ省略しています。2000番台は床下がぎっしり賑やかです。



反対側です。モハ113は主制御装置が目立ちます。コレも、うちでは標準品の使い廻しです。高速度遮断器のアークシュート(パコン!と音がして青い火花が散る所…)や、MGのグリルは灰色にするとアクセントとして効果的です。



クハ111・2000番台(奥)と、モハ112・2000番台(手前)の屋根を外したところ。

中間車の車端部は、何と!8スタッド強の長さを持つスペースが!…これが2000番台を組み入れる最大の理由で、外観を犠牲にせず、PF機器を納める事が出来るのです。両端がクハになる、5〜8号車を2000番台に選んだのは、最短4輌でも運転出来るから…という理由です。

上り向きのクハは作図していませんが、初期製造分のトイレ無しだと、PFバッテリー1個分のスペースを捻出する事が出来ます。



クハ111・2000番台の分解図です。

窓柱同士を繋いでいたブロックをうまく省略出来たのと、扉間の客室窓ピッチが2プレートに広がった事で、さらに簡略化する事が出来ました。戸袋窓のスタッドを、車体側のピッチと合わせたので、上下接続点が増えています…まぁ、強度的な貢献度は微妙だと思いますが。

トイレ窓の運転席側は、スタッド接続無し&片持ち構造なウルトラC級の客用狭窓が。2スタッドのスペースに、両側窓柱の1スタッド幅サッシ付き2段窓(笑)、ピッチの最小調整幅は0.5プレート…コレが組めればもう怖いものは無い感じです。さよなら、トレイン窓。

…さらに、つづく。

湘南色プロジェクト【番外編】…いまいち萌えないサロ(笑)

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画像のサロ110-501がいまいちいけてない(萌えてない)理由を3つあげなさい。
(1)
(2)
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すらすら答えが分かった方は…レゴトレイン制作で培った知識や経験をオフ会や運転会で活用するチャンスです。
[国鉄ネタ豊富で、トレインイベントに顔出しOKな方歓迎]

お昼の弁当を我慢して湯河原までのグリーン券を買ったのに、この車輌に当ったら何となく損した気分になりそうです。バリエーションとしては面白いんですけどね。自分の身に降り掛かると、それはそれ、コレはコレなのですよ。113系は、本当に色々な車輌があるものです。

…冗談はさておき、ちょっと思いついたので作ってみた。

実車は、サハ165-7からの改造で、急行型普通車の客室窓を、基本ブロックだけで作ればどんな感じになるのか…という興味だけです。関東の車輌なので、今回の本筋には関係無いですし…。



反対側です。編成の中に組み入れてみました。画像左が下り側です。

以前から、1x3の透明ブロックがあれば急行型電車が作れるかも…というエアビルドはしていたのですが、中桟を入れると1x1と1x2を組み合わせても案外イケるかも…な図です。車掌室と客用ドアの窓以外は普通に順組なので、車内の作り込みが可能です。

実車が登場したのはグリーン帯廃止後なので、大好きな帯を入れる訳にもいかず、益々普通車っぽくて萌えません。サハとの違いは、オレンジ帯の幅と四葉マークだけですからね…まぁ、グリーン車という事を考えなければ、変わりダネとして面白いのですが、緑色の部分も少なく、急行型特有の緊張感が無くなって、微妙になんだかなぁ…という感じです。



もっと113系だらけの中に埋もれさせてみました。オレンジ帯が広いので、窓割りが急行型になっても113系ですね。デッキ側の妻面に、中桟のある狭窓があるのはポイント高いです。

因に、急行型である153系や165系だと、オレンジ帯を天地共に1プレートづつ狭くすればOKです。グリーン帯が入る車輌との矛盾も無い筈です。まぁ、時代的に、グリーン帯入りの車輌と連結された実績は無い筈ですが。

こうなってくると、先祖返りさせて遊んでみたくなりますね〜(笑)。

…まだまだ、つづく。

湘南色プロジェクト…国鉄165系

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新東海顔、サロ112、サロ110-501…と、材料は既に揃っておりますので、調理はカンタンですね。適当に切り継ぎして塗り分けをチョイチョイと変えれば、165系の完成です。床下も、既作の標準品が沢山ありますし…。

サハシ165は一番最後のお楽しみです。

…というワケで、まぁ、前回の記事をアップした途端に色々話しを盛り上げて頂き、既にバレバレですが、湘南色プロジェクトの第二弾は、流れ流れて急行型あたりに来てしまいました…まぁ、確信的ではあるのですが。

「湘南色プロジェクト」の今迄の流れは、関山さんのLegoゲージ推進機構日報〜レゴトレイン・ブログで紹介記事を書いて頂いていますので、折角なのでリンクを貼っておきます。

【作品紹介】G@ひたひた様の113系計画……湘南色への挑戦!(CAD)

【作品紹介】もうトレイン窓は要らない? 湘南色プロジェクト続編(G@ひたひた様)



モハ164(奥)と、クモハ165(手前)です。画像左が上り(奇数)方向です。

まぁ、今迄の材料を寄せ集めて適当に作ったように書きましたが(事実ですけどw)、一応、資料を確認しながら、自分が一番知っている、1970年代後半〜1980年代前半あたりの姿を再現しています。

モハ164は、前回記事のサロ110-501をベースに、車体に関しては、トイレ&洗面所の窓廻りを修正して、オレンジ帯は上下共に1プレートづつ狭くしてあります。緑の部分が増えて、急行電車っぽくなりますね。

クモハ165は、更にクハ111の顔を合体させました…って、やっぱり切り継ぎしてるだけやん(笑)。オレンジ色の%11477(カーブスロープ2x1)は、まだ発売されていませんので、ココはポチスロで代用するか、若干シルエットは変わりますが、カーブスロープ3x1が使えます。クハ111と違って側面塗り分けに影響はありません。



反対側です。床下はほとんど既存のパーツが使えますが、クモハ165の主抵抗器の前方にある、耐雪仕様のブレーキ制御装置は新たに起こした物です。モハ164のトイレ寄りにも付いていますね。

クモハ165はさすがに床下がギッチリで、水タンクが横置きになっています。鉄製のタンクなのですが、コレはクハ111に使ったFRP製の物と寸法がピッタリ同じなので、節操無く流用しています。お呪いを掛けたので鉄製に変身です。



クハ165です。画像左が下り(偶数)向きです。

車体はクモハ165と全く同じ物です。床下は鉄製の水タンクが目立つくらいです。

本当はスカートの色は、床下と同じ黒が正解なのですが、好みで新灰にしています。メリハリが付いていいような気がするのですが、黒にした方がバッファーが目立たなくなるでしょうか。



反対側です。165系って、小型ながら、クハにもMGが付いているのですね。113系冷房車とは違う、この「ヒョォ〜」という音を聞くと、遠くまで来たなぁ…と実感したものでした。



サロ165(奥)と、サハシ165(手前)です。画像左側が下り(偶数)向きです。

サロ165の車体は、サロ112の塗り分けを変更したくらいです。台車はTR69に変更、床下も若干違うようなので、それらしく変更しておきました。

サハシ165はさすがに初登場なので新規に起こしました。ビュッフェ部分の窓は天地方向がもう少し低い方がいいような気もするのですが、客室窓とかの相対的な大きさでは、まぁ、許容範囲でしょうか。1x1ブロックの側面にポッチがあるパーツがあれば、車体側とスッキリ接続出来るのですが、オレンジ色はまだ出て無いので、止むなく補強パーツを入れて嵌め込み固定しています。

床下の大型水タンクは新規に起こしています。中型の水タンクを増設した車輌もいるようですが、オリジナルな姿にしてあります。



反対側です。

サハシの調理側ってこんな窓配置だったのですね。立食カウンター側の窓と補強パーツで繋いで固定しています。この車輌は、内装を作り込んでみたいですね。補強パーツは何とかならないか…検討課題です。


…と、まぁ、113系で仕込んであった要素を総動員して、今迄レゴトレインでは再現不可能だと思っていた165系が出来上がってしまいました。

クモハのある系列なので、今回紹介した5車種でも最低限の編成が組めてしまうのが、鉄道模型的には魅力的です。あと、トレイン窓に頼らないビルドにも関わらず、意外と横組が少ない…というのも敷居が低いかも知れません。

補強パーツも少ないので、どの車輌にもPF機器を入れる事が出来、やろうと思えば室内の作り込みを楽しむ事も出来ますね。

ダイヤブロックの「3LDK」をレゴで再現してみた…

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関山さんのブログに、懐かしい記事が上がっていたので、ふと思い立って作ってみた。

広告画像の右下あたりに掲載されている「3LDK」がモデルチェンジした、最終バージョンを、幼少の頃(1970年代中盤)に買ってもらっていた記憶があるのです。基礎板がピンク色の物で、横引きのサッシがたくさん入っている…。

検索してみたら、以下のブログに掲載されていました。6年以上も前の記事ですが、資料としては貴重です。未だ、昔の物を所有されているようです。ブログの更新は中止されているようなのですが、この画像は残しておいて欲しい!

http://neconokool.exblog.jp/5714348/

http://neconokool.exblog.jp/5709383/



パッケージ画像の角度で。

ダイヤブロックとレゴでは元々の規格が違い、そのまま作ってみると背だけが低くなってしまうので、1階部分の高さでバランスを取ったり…まぁ、色々アレンジしています。

小さな窓は、1×2×2の窓枠を組み合わせると、近い感じにはなりますが、平屋根部分の大窓と、玄関ドアは組み合わせでそれらしい雰囲気にしています。

10×20スタッドの基礎板を3枚使って、横30スタッド、奥行き20スタッド…という大きさだったと思います。



裏側は画像がありませんので、表から透けて見える辺りからの推測と、脳内タイムスリップで思い出しながら(笑)。

LDDはダイヤブロックのCADではありませんので、完全な再現が出来ないのが残念ですが、思い出深い製品なので、何とか資料として残しておきたいなぁ…。

2013年の反省会…

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実感の無いままクリスマスも終わって、2013年もあと数日。何か年末企画でも…と考えていたのですが、近所(リアル)で建物の解体工事が始まってしまい、煩いやら埃っぽいやら…でレゴどころでは無くなってしまいました。年末年始は北陸方面に旨いものを求めて退避です。

で、毎年恒例の反省会というか、まとめというか、自分メモのようなモノです。


オリジナルビルド(リアル)

・振子試験車(1)<非公開>
・振子試験車(2)<非公開>
・HOT7000系中間車(振子テスト用)
・国鉄クモヤ791-1:交流試験電車
・国鉄591系:高速試験電車
・JR貨物ED500 901:交直両用電気機関車・試作機
・国鉄ED77 901:交流電気機関車・試作機
・小倉モノレール(日高式規格)<未完成・非公開>
・3幅マイクロモノレール<非公開>
・他、キハ187系や381系等の部分テスト組…

…JAM参加をきっかけにレゴ復帰、というのが一番大きな出来事です。去年末に積みレゴをいくつか処分して、物理的に動きが取れるようになったのも効果があったかと。



CAD作図

・国鉄117系:直流近郊型電車
・国鉄クモハ103:直流通勤型電車
・国鉄クモル145系:事業用配給電車
・姫路市営モノレール(フルスケールVer.)
・姫路市営モノレール(日高式規格)
・国鉄713系:交流近郊型電車
・国鉄ガスタービン電源制御車(半室案)
・国鉄ガスタービン電源制御車(全室案)
・国鉄クハ111(横須賀色)
・京阪3000系(初代)テレビカー
・山陽電鉄クハ3600(旧カラー・非冷房時代)
・国鉄113系:直流近郊型電車(湘南色0'番台・2000番台・グリーン車各種)
・国鉄サロ110-501
・国鉄165系:直流急行型電車
・ダイヤブロック「3LDK」の再現
・国鉄ED77:交流電気機関車(量産型・PF機器搭載準備工事車)<非公開>
・犬山モノレール(日高式規格)<非公開>
・小倉モノレール(日高式規格)<非公開>
・マイクロ#42009テクニック モバイル・クレーンMKII<FBでのみ公開>
・CUBEY・TB2Ver.<mixiでのみ公開>
・グラスマーカー用マイクロモノレール<非公開>
・国鉄EF55:直流電気機関車<未完成・非公開>
・旧型客車用ウィンドウシル<未完成・非公開>
・4幅車用ムーバー<非公開>
・スラブ軌道付き高架橋
・地上用複線軌道(PC枕木・信号ケーブル・地上設備…付き)<非公開>

やりたい事を検討・整理する…という意味でCAD導入。夏以降はヴァーチャルビルドばかりでリアルなブロックは殆ど積んでませんがな。こうやって一覧にしてみると、ブログでは半分近く公開してないのですね。未開封セットの次は未公開CADデータを積むのか?w


2013年のお買い物リスト…

・#10220(フォルクスワーゲンT1キャンパーヴァン)×2
・#10233(ホライゾン・エキスプレス)×2
・#21005(カウフマンズ邸・落水荘)×2
・#31012(ファミリーハウス)×1

・他、パーツ買い多々。

…まぁ、可愛いものです。パーツをセットから調達…という考えは、もう過去のものになりつつあるかもです。セットは組んでみたいものだけ購入…あ、でも、2箱づつ買う癖が抜けていませんね。不要なセット(積みレゴ)の処分は時間の関係で出来なかったのでゼロです。

ここ数年の停滞を思えば、自分にしては積極的に活動した方です。この勢いで、CADで計画した物をリアルに起こしたい所ですが、件の工事が半年くらい続くようなので、暫く無理かも。

犬山のモノレール…(※CADだけ)

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ヤル気はあるのですが…色々空回り中なので、ボツCADデータの在庫処分でもしながら、少しづつ体温を上げて行くしかなさそうです。あ、そうそう、明けましておめでとうございますw

色々調べてみると、日高式モノレールの機構が犬山モノレールの全長にぴったりなスケールだったので、作図してみたのです。…まぁ、作図だけですけどね。

前作の姫路市営の物と違って、走り装置が室内に張り出している構造なので、軌道から床面までの高さが全然違います。



走り装置の関係で必然的に全高が低く抑えられるので、全長が短いにも関わらず、スマートなプロポーションに見えます。独特な流線型デザインは、安易に積分系で進めましたが、フル編成でも視界に全部入るコンパクトさがゆえに、纏まりは案外いいかも。…まぁ、作らないんですけど。



ヘッド&テールライトの配置が独特で、ちょっとC10(3代目)スカイラインっぽいデザイン。ウルトラ警備隊というか、もう、昭和の香りが漂うキーワードが次々に浮かびます。…まぁ、作らないのですけどね。

レゴで遊んでいる気がしない…

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今年はユルく117系だけ持ってJAMに行こう…と思っていたのですが、いざ準備を始めると…まぁ、先の記事にも書いた通り、設計変更で中途半端にパーツが不足していて、注文するにしても、送料とか色々勿体ないので…ついでに次に制作予定のモノから適当にピックアップして、ある程度の数にしてから…とセコい事を目論んでいたら…。

まぁ、去年から気配はあったのですが、京阪神急電とそのライバル私鉄がいつの間にやら盛り上がっている感じなので、手持ちのストックを考えても、京阪3000系のプライオリティーが高いだろう…と。117系の次は、国鉄繋がりで113系を作りたかったのですけどね。

まぁ、スタートが遅かった…という事で間に合わなくても仕方が無い…最悪来年でいいや、と、甘い事を考えていたら、いつの間にかJAM以外にも色々締切が設定された世界に巻き込まれていた…という、あぁ、いかんいかん、急がないと時間が無い。

まぁ、LDD(CAD)とエクセルとカンブリという、三種の神器が無かったら、この短期間で完成させよう…という発想すら無かったですけどね。おかげでこの2週間、ヘロヘロですわ(笑)。早起きしたわけでも無いのに、毎日朝の新鮮な空気を味わっているのです。ホトトギス、カラス、ツバメ、シジュウカラ…鳥の鳴き始める順番で時間が分かるようになってしまいました。

CADデータのチェック、修正、パーツリストへの反映、あと、コストダウンの為に、手持ちパーツとの調整を行う為に、倉庫化してしまっているレゴ部屋をひっくりかえしたり…と、なんか、もう「レゴで遊んでいる気がしない!」…のです。おまけに、この期に及んで存在しないパーツで設計してしまっているのを見つけたりするので、油断出来ません。

スケジュール的に、購入したパーツの不足分や変更をフィードバックしている時間は無いと思っておいた方がいいので、リスト作りに緊張感が漂います。安全マージンを取り過ぎるとコスト上がっちゃうし…。



ほとんどコンピューター上での処理ばかりですが、CADだけでは分からない所もあるので、手持ちのパーツを最大限活かして実物検証も(「も」…かよw)しています。117系の先頭部では、実際に組んでみるとポッチで接続されていない…といったミステリアスな事も、実際に起こっていますからね。

さて、3000系の中では、一番気になるダブルデッカーのバスタブフレーム部分。ここは、ちょっとチャレンジャーな構造なので、一度組んでみないといけません。LDDの自動書き出しインスト通りに、普通ではありえないトンチンカンな順番で組んでいきます。

バスタブ部分の天面がタイルになっていますが、この上には、横組の窓が乗ります。そのタイルは、客室ドアの沓摺りの際まで伸びているので、腰板とは…接続されていません(!)…実際には側面から1ポッチ入った新灰の1x8タイルに2ポッチ引っかかっているだけです。

…整理して書くと、両端の通常床部分と、ダブルデッカー部分は、上記のタイルで接続されているだけです。あとは窓も幕板も独立していて、屋根は両端部分しかポッチ接続されていない…大丈夫か?

まぁ、これが、先に記事に書いた「クラッシャブル構造」の正体です。

比較的しっかり接続されている両端と屋根は大丈夫だと思うのですが、バスタブ部分が抜け落ちそうな気もします…的な感想ですね。ダメそうなら内部を補強出来そうなものですが、PF機器がいっぱい&横組テンコ盛りな構造なので、補強材が入る隙がありません。まぁ、PF機器を入れると、その接続も補強になるような気もするので、大丈夫かな…かな? …かなぁ。

脱線した時はそれぞれコロンっと塊ごとにバラバラになるので、修復はラクラクな快適生活の筈です。

まぁ、気になる所はまだあるけど、キリがないのでもういいや(笑)。パーツ発注、FIXです。…あとは届いたパーツを組み立てるだけ。9割方は完成したようなものですね。…気分的に。

…まぁ、まだ、全然カタチになっていないのが、ほんのちょっとだけ、気になるのですけど。

今月の廃車…

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・クモヤ791-1
・ED500-901
・ED77 901
・サロ110-900番台(湘南色)

<大型トラック等>
・GROVE TM2700トラッククレーン(シャーシ:日野ZR300)
・日野TCタンクローリー車
・いすゞ エルフ マイパック 移動図書館車

去年のJAMに参加した鉄道車輌は、591系を除いてすべて廃車にしました(あっさり)。まぁ、今から考えると、自分的には設計が古いので…というのもありますが、京阪旧3000系を造る為のベース素材になってもらった…というのが一番大きな理由です。

8幅規格の働くクルマ系は、流石に作品自体が古いので、もう展示の機会は無いだろう…という事で。もう7年も前の作品です…月日の流れるのは早い。パーツは全然劣化していませんでした…新品のようです。



まだ記事にはしていないのですが、ED77はPF機構をすべて車内に納めた、自走出来る量産型の設計が出来ているので、HG版として復活の予定です。

この901も気に入っていたのですが、完成を急いだ為に設計が煮詰まっておらず、パーツの浪費が激しかったのです。PF機器を車体内部に入れる事が出来ず、機関車なのに自走出来ないというのが最大の欠点です(笑)。AWAZOさんの車輌にユーレイ役になってもらって、会場を走り回っていたのが懐かしい…。

クモヤ791も、会場では意外にウケが良かったのですが、前面窓後退角の表現を発見する以前の積分的な表現だったので、まぁ、CADから設計し直すつもりです。40ポッチ長車体の検討用…という、本来の役割は充分に果たしたと思いますので、成仏パス発行でしょう。

サロ110-901(湘南色)は、黙って関山さんの155系に紛れ込ます用に造ったお遊びの車輌ですが、32ポッチ級の良さを理解する良い機会だったと思います。制作予定の113系編成の中に40ポッチ長のHG版サロ110が入っているので、グレードアップして復活する…とも言えます。

ED500-901は8年ぶりの復活で、今回はちゃんと動力車として造りました。RC規格…という一体成形の使いにくいユニットを乗せていますが、出来てしまえばPFよりも扱い易い物なので、JAMの後に立命館の学際でも活躍しています。8年おきに復活する…という周期が出来てしまったので(笑)次回の制作は2021年です(笑)。忘れてたら誰か教えて下さいね。

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