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Channel: お座敷都市開発
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国鉄ED77 901交流電機機関車(完成…?)

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パンタグラフ、取り敢えず出来ました。機関車本体よりも時間が掛かったかも。

前後を上昇させたままでも違和感が無い直流機、または交直機と違って、交流用機関車の場合は、一方を下げて運用される事がほとんどなので、畳んだ状態でもプロポーションが崩れない物…でないと、いけない制約付きなのです。

テクニック用パーツを使ったので、骨太すぎてダメかな…と思っていたのですが、スケールさえ合っていれば何とか見れるものです。何より、ポロポロ外れずにちゃんと畳める安心感は、精神的にいいものですね(笑)。



ED77 901の前身は、1965年に日立製作所で製造された試作車、ED93 1。量産化にあたって、重連運用を想定した貫通扉増設や…まぁ、実物解説はwikipedia先生や関山さんにお願いするとして、模型としては、非貫通な顔付きのED93の魅力も捨て難いかも。ここまで作れば改造も簡単ですし、あるいは、片方の顔をED93にしてしまうのも、このネタならではのウケ狙い的にはアリですね。

磐越西線では、客貨問わず重連運用も結構あったので、いずれ量産型も作りたい…と思い、その全長の差(901号機の方が短い)を出し易いように、極力全長を押えつつ、窓数や屋根上機器はなるべく省略せずに…というのがポイントでしょうか。



屋根中央にあるモニタ窓付きのキャノピーは、碍子取付用のポッチを付ける事が出来なかったのですが、高圧線側に碍子を持たせる事で、何とか解決しました。コレがあるのと無いのでは、この機関車の価値が変わってしまうくらい重要な部分ですから。

実車はキャノピーの傾斜部分にも小窓があるので、クリアポチスロでも入れようかとも思ったのですが、まぁ、このままでもいいか…。長穴の開いた1×2ポチスロとか出ないかな。

パンタ上枠の後側は、片方だけ0.5ポッチ分オフセットしていますが、これは畳んだ時に高圧線を避ける為です。



スカート&連結器は、両エンド共に台車マウントなので、問題無く次無動やらユーレイやらで他力本願運転出来ます。これからの時代、機関車の動力もアウトソーシング(笑)。



おまけ…ボツになったパンタグラフ試作品たち。手前の2つは色の違いによる見え方のボリューム差を検討する為のもの。黒い方が細く見えるかと思っていたのですが、新灰の方がスッキリして見えます。プロポーションは良いのですが、ED77にはオーバースケールです。

奥の2つは、プレート枠タイプの大きさ比較用。左のサイズがスケールに近い事が分かりました。プレートではシルエットが良く無いので、このサイズのままテクニックパーツに置き換えたのが本採用の物です。

他にも、ライトセーバーやクリップ付きブロック、ニューマチック用Tバーを使った物…等、色々やってみましたが、まぁ、細くて、&畳んでも美しい物は、今後の課題ですね。

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